発売約2カ月で2,000万本、異例の勢いが続く

PC向けかくれんぼゲーム『めっちゃカメレオン』の累計販売本数が2,000万本を突破した。開発者のLEMORION氏が、2026年8月12日に公式Xで発表した。
本作はLEMORION氏とHAGANEIRO氏が手がけ、同年6月10日に発売されたインディーゲーム。約2カ月という短期間で大台へ到達したことになる。
その伸びは発売直後から目覚ましく、2日で50万本、4日で100万本、5日で200万本を記録。16日で1,000万本、25日で1,500万本を突破し、そこから約1カ月でさらに500万本を積み上げた。
描いた色がそのまま迷彩に、お絵描きで挑むかくれんぼ

『めっちゃカメレオン』は、シーカー側と隠れる側に分かれて遊ぶオンライン対戦ゲームだ。隠れる側は真っ白なキャラクターの体へ自由に色を塗り、ステージ上の壁や家具、絵画などに紛れ込む。
画像ではカラーピッカーや複数のブラシを使い、額縁の中に収まったキャラクターを周囲の絵に近い色へ塗っている。隠れ場所を探すだけでなく、背景の色や模様をどこまで再現できるかが生存を左右する仕組みだ。

食材が置かれた暗い棚では、体に赤や白の模様を描いたキャラクターが肉の塊に紛れている。ステージ内の物体を観察し、その形や質感に合わせて姿勢まで選ぶことが重要になる。

レンガ造りの部屋では、壁と似た模様に塗ったキャラクターが細い隙間へ横たわっている。周囲の置物に視線を誘導しながら、キャラクター自身を風景の一部へ変える発想も有効になりそうだ。
隠れる側の絵心と、探す側の観察眼がぶつかる

シーカー側は制限時間内に隠れているプレイヤーを捜し出す。農場風の明るいステージでは、干し草や柵、牛、巨大なボールなど、視線を引くオブジェクトが数多く配置されている。単なる見落としなのか、誰かが巧みに擬態しているのか。一つひとつを疑う観察眼が試される。

屋内ステージの画像では、複数のプレイヤー名と白いキャラクターが確認できる。本作はフレンド同士に加えて公開マッチにも対応し、推奨プレイ人数は2~10人。配信者が視聴者参加型のゲームを開くことも想定されている。
隠れる側が描いた奇抜な迷彩や意外な隠れ場所は、プレイヤー同士の反応が生まれやすい。短い説明でもルールが伝わり、各試合で違った展開を楽しめる点が、幅広い広がりにつながったことをうかがわせる。
Steamではユーザー評価も「非常に好評」
『めっちゃカメレオン』はSteamで配信中。記事執筆時点のストアでは、全言語のユーザーレビューが「非常に好評」となっている。日本語を含む複数言語のインターフェースと字幕にも対応する。
発売直後の爆発的な販売ペースにとどまらず、約2カ月で2,000万本へ到達した本作。背景へ溶け込むために絵を描くという分かりやすい発想が、オンラインかくれんぼに独特の駆け引きと笑いを生み出している。





