魔法使い最大6人、最優先の使命は家賃の確保

『Scribblenauts』を手掛けた5TH Cellは、PC向けオンライン協力アクションゲーム『Broke Wizards』を発表した。1人から最大6人でプレイでき、魔法使いのルームメイトたちがさまざまな仕事をこなしながら家賃を稼ぐ。

もっとも、支払いを滞納したときに待っているのは、一般的な督促ではない。本作の大家は巨大なインプで、家賃を払えなければ住人を食べてしまうという。コミカルなビジュアルとは裏腹に、毎月の支払いには文字どおり命が懸かっている。

開発とパブリッシングは5TH Cellが担当。発売日と価格は現時点で発表されておらず、詳細は『Broke Wizards』公式サイトで確認できる。

怪物退治、レース、プロップハント――仕事選びも一筋縄ではない

家賃を捻出するために挑む仕事は、モンスター討伐、レース、プロップハントなど多岐にわたる。モンスター討伐の画面では、住宅地を舞台に炎をまとった巨大な渦が発生。制限時間や家屋を示すゲージも表示されており、魔法で敵を倒すだけでは済まない慌ただしい状況が伝わってくる。

画面右下にはブラックホールや衝撃波を思わせる魔法が並び、スマートフォンやボードへ切り替える操作も確認できる。ルームメイト同士で役割を分担し、刻々と変わる状況へ対応する協力プレイが見どころになりそうだ。

レースでは、魔法のほうきではなく、ゲームコントローラーやピザ箱といった風変わりなボードに乗って道路を疾走する。画面には複数のプレイヤーと加速用の床、グラインド倍率が映っており、タイムを競いながらトリックやルート取りを楽しめる様子だ。

同じ魔法使いたちが、戦闘から高速レースまでまったく異なる仕事へ放り込まれる。その振れ幅の大きさが、本作のドタバタした共同生活を形作っている。

魔法が通じないバックルームも仕事場に

仕事先には、黄色がかった壁と蛍光灯が延々と続くバックルーム風の空間も登場する。スクリーンショットでは青いフーディーの魔法使いが床をはうように進み、奥には緑色の仲間と「NO MAGIC HERE」の文字が見える。

普段は魔法を駆使する住人たちにとって、その力を制限される場所は大きな脅威になりそうだ。仲間と離れずに進むのか、危険を承知で手分けして探索するのか。最大6人という人数を生かした混乱と緊張感がうかがえる場面だ。

電撃を放ち、ボードで飛び、装いにもこだわる

魔法使いたちは電撃などの力を扱い、広いフィールドや仕事先を駆け回る。画像では赤いフーディー姿のキャラクターが岩場で雷撃を放っており、遠方には浮遊する足場や飛行する生物も確認できる。

外見はフーディーをはじめ、帽子や翼などでカスタマイズ可能。移動に使うマジックボードにも選択肢が用意され、ルームメイトそれぞれの個性を見た目へ反映できる。

さらに、Pocketdragonの卵からペットを迎える要素も存在する。仕事の合間に自分の装いを整えたり、相棒を育てたりと、家賃稼ぎ以外の生活も楽しめる構成だ。

スマートフォンの遊びや巨大チェス盤も。共同生活は寄り道だらけ

スクリーンショットには、スマートフォン上で遊ぶグリッド形式のゲームと、その背後に広がる巨大なチェス盤が収められている。周囲の魔法使いたちも端末を手にしており、仲間と同じ場所に集まってミニゲームへ参加しているような光景だ。

ゲームの進行には、収集対象となる「Magic Key」も関わる。多彩な仕事、バックルームの探索、ペットやカスタマイズ、スマートフォン上の遊びまでがひとつの共同生活へ詰め込まれており、家賃という切実な目標へ向かう過程そのものが騒動の連続になりそうだ。

『Broke Wizards』はPC向けに展開予定。SteamストアページおよびEpic Games Storeでウィッシュリスト登録を受け付けている。最大6人で仕事を乗り切るか、それとも寄り道に夢中になって家賃を忘れるか。金欠魔法使いたちの慌ただしい日常に注目したい。