クロスワードを解くだけで、小学校で学ぶ「ことば」が身につく

株式会社増進堂・受験研究社は、新シリーズ『小学 賢くなるクロスワード&パズル ことば力』を2026年7月8日に発売する。対象学年が異なる2冊展開で、「やさしめ」(対象:小学1〜3年生、税込990円)と「ふつう」(対象:小学3〜6年生、税込1,078円)の2種類。判型はA5判、ページ数は128〜160ページとなっている。

クロスワードのタテ・ヨコのカギを手がかりに答えを埋めていく形式で、動物・植物の名前からカタカナ語、漢字の読み、反対の言葉、慣用表現まで、小学校で学ぶ言葉を幅広く扱う。ヒントを読み解き、正解にたどり着く達成感の中で、自然と語彙力を積み上げる作りだ。

「解く楽しさ」と「学びの定着」、2つの狙い

本シリーズが掲げる狙いは大きく2つ。ひとつは、ゲーム感覚で解き進めるうちに思考力や集中力が自然と鍛えられること。もうひとつは、小学校で学習するさまざまな言葉や漢字の知識がクロスワードを通じて記憶に残ることだ。単なる漢字ドリルとは違い、「解けた」という手応えそのものが学びのモチベーションにつながる設計になっている。

レベルは3段階、対象学年に合わせて「やさしめ」「ふつう」を選べる

各問題には★1〜3の3段階でレベルが設定されており、同じ「やさしめ」「ふつう」の中でも難易度を細かく選べる。やさしめ版は★が小学1年、★★が小学1・2年、★★★が小学2・3年相当の内容。ふつう版は★が小学3年、★★が小学3・4年、★★★が小学4〜6年相当と、学年が上がるほど難しい言葉や漢字の知識に挑戦できる構成だ。兄弟姉妹の学年差があっても、それぞれに合った1冊を選びやすい。

動物・植物からカタカナ語、漢字の成り立ちまで、全50単元を収録

もくじを見ると、収録内容の幅広さがよく分かる。「動物の名前」「植物の名前」「カタカナで書く言葉」「季節の言葉」といった基礎語彙の単元に加え、「反対の言葉」「決まった言い方」「文の組み立て」など言葉のルールを扱う単元、さらに「漢字のでき方」「書きまちがえやすい漢字」「読み方が難しい漢字」といった漢字の知識まで、全50単元をレベル別に収録している。

冒頭の「はじめに」では、クロスワードが「言葉」を手がかりにマスを埋めていく世界共通の遊びであることを紹介し、「この本の使い方」ではカギの読み方や答えの書き方といった基本ルールをイラスト付きで解説。初めてクロスワードに触れる子どもでも迷わず取り組める配慮がされている。

実際のページを覗いてみると

たとえば★1の「反対の言葉①」では、「かたい⇔やわらかい」「長い⇔短い」といった身近な対義語がクロスワードのマスに組み込まれている。例文の中でどちらの意味になるかを考えながら答えを導く形式で、単語だけを暗記するより実感を持って覚えられる作りだ。

★★の「季節の言葉②夏」では、「土用のうしの日に食べる細長い魚」(うなぎ)や「七夕の織姫」など、季節の行事や生き物にまつわる言葉を出題。解説コーナーでは「花火」「海水浴」といった夏らしい言葉を自分でも探してみようという呼びかけもあり、クロスワードの外まで学びが広がる工夫がある。

学年が上がる★★★の「漢字のでき方①」になると、絵や記号から漢字が生まれた成り立ちを考えたり、「へん」「つくり」「かんむり」など漢字の部首の知識を使ってカードから漢字を組み立てたりと、より高度な言葉・漢字の理解に踏み込む内容になる。

著者は「辞書引き学習」の生みの親、深谷圭助氏

著者を務めるのは、中部大学現代教育学部教授で「辞書引き学習」の開発者としても知られる深谷圭助氏。誌面では「クロスワードとパズルで勉強が楽しくなる!」というメッセージとともに、「使える言葉がどんどんふえる」「考える力がみるみる伸びる」「スキマ時間に楽しくできる」という3つのポイントを掲げている。

株式会社増進堂・受験研究社

株式会社増進堂・受験研究社

株式会社増進堂・受験研究社による発表。

公式サイト・購入情報

詳しい内容や関連書籍は、増進堂・受験研究社が運営する学び情報サイトmanaviでも確認できる。商品ページはやさしめ版ふつう版がそれぞれ公開されており、発売日は2026年7月8日。夏休みの自主学習の一冊を探している家庭は、対象学年とレベルを見比べながらチェックしておきたい。