全世界50万本突破のクトゥルフ経営ADV、待望の日本語対応でSwitch&Steamに登場

ホテル経営シミュレーション×恋愛アドベンチャー『ヨグ=ソトースの庭』のNintendo Switch版と、Steam版の日本語対応アップデートが、2026年7月23日に同時リリースされた。開発元はBone Nail、パブリッシングは松竹(松竹ゲームズ)が担当する。
本作はクトゥルフ神話をモチーフにした作品で、全世界累計販売本数はすでに50万本を突破。Steam上のユーザーレビューでも90%超の好評率を獲得しており、海外で高く評価されてきたタイトルが今回、正式な日本語訳とともに国内へ届けられた形だ。
Nintendo Switch版は、初回限定版4,400円(税込)・通常パッケージ版2,970円(税込)、ダウンロード版1,980円(税込)の3形態で展開。Nintendo SwitchストアおよびSteamストアで購入できるほか、詳細は公式サイトでも確認できる。
荒れ果てた館を継いだ主人公と、人ならざる少女たちの絆

物語の主人公は、多額の負債とともに荒れ果てた館を受け継ぐことになった人物。人造メイドや死神見習い、ドラゴン娘、斬霊師といった、人間ではない個性豊かな少女たちを雇い入れ、館をホテルへと改装していく――というのが本作の基本設定だ。触手をまとった人造メイドの姿からも分かる通り、可愛らしい絵柄の内側に「人ならざるもの」の気配を漂わせるビジュアルが本作の持ち味になっている。
「定められた結末を覆せ」――トレーラーが映す、庭に隠された秘密

紹介動画
公開されたローンチトレーラーでは、「逃れ得ぬ暗黒の負債に」という一文とともに、主人公が背負う運命の重さが示される。

続く場面では四者四様の少女たちの瞳がクローズアップされ、「定められた結末を覆せ。」という言葉が重ねられる。経営の先に待つ結末が一つではないことを匂わせる演出で、プレイヤーの選択がエンディングに影響する恋愛ADVらしい構成がうかがえる。
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SAN値と客数のせめぎ合い、探索と経営が交差するゲームプレイ

ゲーム画面では、金貨・SAN値・清潔度・客数・悪徳値・行動力といった複数の指標が同時に管理されている様子が確認できる。SAN値という項目が示す通り、正気度を意識させる仕組みはクトゥルフ神話らしい要素であり、館の庭には禍々しい姿の彫像も鎮座する。プレイヤーは「森の探索に向かう」「ホテルに入る」の選択を重ねながら、経営・錬金術・キャラクター育成・神託といった複数のメニューを行き来し、週替わりで進む館の再建を進めていくことになる。
斬霊師にして料理長、霞露零が厨房を仕切る

雇い入れる少女たちの一人として紹介されているのが、斬霊師と料理長を兼ねる霞露零(かすみつゆ・れい)。獣耳を持つ小柄な姿とは裏腹に、厨房では料理人として腕を振るいながら、霊を斬る力も併せ持つという二面性のあるキャラクターだ。ホテルを支える少女たちそれぞれに、こうした肩書きと個性が用意されている。
配信も二次創作も歓迎、開発はインディースタジオBone Nail

本作は配信・二次創作ガイドラインを公開しており、プレイ動画や実況配信は収益化を含めて自由に行える。イラストや漫画、音楽アレンジといった非営利目的の二次創作も歓迎される一方、キャラクターのイメージを著しく損なう表現や、開発者から公認・提携を受けていると誤解させる表現などは禁止事項として明記されている。ファンコミュニティが本作を盛り上げやすい環境が整えられている点も、50万本突破という実績を後押ししてきた要因の一つと言えそうだ。

開発を手がけるインディースタジオBone Nailは、こうした人ならざる少女たちの世界観と、経営シミュレーションを組み合わせたゲームデザインで、海外プレイヤーからの高い支持を獲得してきた。
松竹株式会社
松竹株式会社ゲーム事業室(松竹ゲームズ)による発表。開発元Bone Nailと組み、『ヨグ=ソトースの庭』の日本語ローカライズおよびNintendo Switch版のパブリッシングを担当している。
まとめ
『ヨグ=ソトースの庭』は、クトゥルフ神話の不穏さとホテル経営・恋愛ADVの温かさを同居させた、海外発の人気タイトル。Switch版とSteam日本語版が本日そろって発売されたことで、これまで言語の壁で手が出しづらかった層にも門戸が開かれた形だ。価格帯やダウンロード版の有無はNintendo SwitchストアやSteamストアで確認しつつ、荒れ果てた館の再建に挑んでみてほしい。





