会場に「もう一人の自分」を生み出す3Dスキャン体験

株式会社KDDIテクノロジーは、東京ゲームショウ2026にKDDI株式会社と共同で出展する。会期はビジネスデイが9月17日・18日、一般公開日が9月19日から21日までの5日間、会場は幕張メッセ。ブースはホール9のビジネスソリューションエリア8・9・10に設けられる。
展示の核は、人物を取り囲むように複数のカメラを配置した3Dスキャンフレーム。来場者を多方向から同時に撮影し、その画像から3Dモデルを生成する仕組みだ。撮影されたデータは、映画のワンシーンのような背景空間の中に配置され、まるでその世界に自分が立っているかのような映像として体験できる。
撮影直後のプレビューから、質感まで再現した高品質版へ
生成には3D Gaussian Splatting(3DGS)技術を採用。撮影後すぐに確認できる高速プレビュー版と、服の網目や生地の陰影まで細部を高精細に再現した高品質版を、段階的に提供する仕組みになっている。ワンピースの透け感のあるメッシュ素材まで質感が再現されている様子から、スキャンの精度がうかがえる。
裸眼立体視ディスプレイの世界に、生成した自分の姿が立つ

生成された人物3Dデータは、裸眼立体視ディスプレイ「ELF-SR2」に映し出される。メガネなしで立体的に見える画面の中、和室を思わせるセット空間に人物が立つ映像は、単なる3Dモデルというより、その場に「もう一人の自分」が現れたような見え方になる。
会場を出たあとも、スマホでずっと眺められる

生成した3Dモデルは、スマートフォン向けのWebビューアでも確認できる。ドラッグで回転、ピンチやホイールでズーム、2本指でスライドといった直感的な操作に対応し、会場限定の体験で終わらせず持ち帰れるのがポイントだ。ビューア上では「高品質表示に切替」ボタンも用意されており、プレビュー版から高品質版への切り替えもその場で試せる。
ゲームや映像への広がりにも期待
株式会社KDDIテクノロジー
KDDIグループの技術会社で、3Dスキャンや3D Gaussian Splattingなど映像・AI関連の実証・開発を手がける。今回は人物3Dスキャンとリアルタイム3D生成体験を、KDDI株式会社と共同で展示する。
今回の展示について両社は、ゲーム・映像・イベント・IPコンテンツなどにおける人物3Dスキャン技術の活用を検討していくとしており、コンテンツ・エンターテインメント事業者との協業を通じた新たな体験価値の創出を目指すとしている。KDDIテクノロジーはこれまでも3DGS関連の実証を重ねており、直近の取り組みは関連リリースや関連リリースでも確認できる。同社の事業内容は公式サイト、展示や取材に関する問い合わせは問い合わせ窓口から確認できる。
東京ゲームショウ2026のビジネスソリューションエリアを訪れる予定がある人は、自分の姿がどんな映像世界に立てるのか、会場で確かめてみるのもよさそうだ。








