「Where’s the beef?」の看板娘が、剣を携えて王国を救いに行く

ハンバーガーチェーン「ウェンディーズ」が、公式の2D RPG『WendyQuest: Legend of the Four Corner Stones』をSteamで配信する予定だ。開発・販売元は81monkeys。Steamのストアページには「Free To Play」のタグが付いており、価格は表示されていない。対応言語は英語で、インターフェース・音声・字幕とも英語のみとなっている。

ウェンディーズといえば、2019年にテーブルトークRPG「Feast of Legends」を無料公開した前例がある。今回はその延長線上で、ついにビデオゲームのRPGへ踏み出した形だ。

魔法の石を4つ集め、食べ物の王国Savoriaを救え

物語の主人公は、赤毛の戦士Wendy。食べ物をテーマにした王国Savoriaを舞台に、4つの魔法の石を集めて国を救うのが目的だ。立ちはだかるのはMech Corpのメカ軍団。ストアページでは、手描きのピクセルアートで描かれた2Dのトップダウン型アドベンチャーRPGとして紹介されている。

画面では、砂浜の島でWendyが「And where’s the beef?」とつぶやく場面が確認できる。ブランドを象徴する名ゼリフを、会話ウィンドウでさりげなく拾ってくるあたりに、ファンへの目配せが感じられる。

ポテトの怪物とターン制バトルで戦う

戦闘はターン制。バトル画面には「Bag」「Special」「Attack」のコマンドが並び、Attackのアイコンは交差した2本のヘラ(スパチュラ)、Bagのアイコンは「W」のロゴが入った紙袋と、キッチン発想のデザインが光る。敵として登場しているのは、赤いフライドポテトの箱から蛇の頭がうねる怪物だ。

別のバトル場面では、仲間の弓使いが同行し、「Frygor unleashes a Crispy Barrage!」というメッセージとともにポテトの猛攻が降り注ぐ。Wendyの体力は130中125、スキル用ゲージは6中3と表示されており、HPや特殊技のリソースを管理しながら戦う仕組みがうかがえる。

5つの地域を巡るパズルと探索

本作は、食べ物をテーマにした5つの地域を舞台にしている。ターン制バトルに加えてパズルも要素に含まれている。雨の降る海辺のエリアでは「Read the shrine」という目的が表示され、緑色の文字が刻まれた祠を調べる場面が確認できる。

洞窟のような場所では「Reach the Spicy Stone」が目的として示されている。溶けたチーズのような黄金色の流れが奥へ伸び、Wendyが複数の仲間とともに進む様子だ。4つの石の1つは辛さをテーマにしたものらしく、地域ごとに食べ物の個性が出る作りが期待できる。

配信日・価格は公式の案内で確認を

Steamのストアページでは、シングルプレイ、Steamクラウド、ファミリー共有、Steam Deck対応が記載されている。ページ取得時点では「Coming soon」の表記で、配信日の表示は日によって異なっていたため、確定情報は必ずSteamで確認したい。紹介文には「プレイして本物の食べ物をもらえる」という趣旨の記載もあるが、具体的な仕組みは書かれていない。

最新情報は、ウェンディーズの公式X、Instagram、TikTok、Facebook、YouTube、Twitchで告知されるとみられる。ユーザーの声や質問はSteamコミュニティハブやディスカッションでも確認できる。詳細はSteamストアページから。開発元のプライバシーポリシーは81monkeysのサイトに掲載されている。