刃を抜く瞬間まで迫る『Phantom Blade Zero』ローンチ映像

S-GAMEは、アクションRPG『Phantom Blade Zero』の公式ローンチトレーラーを公開した。

本作は、古典的な武侠物語とスピード感のあるアクションを融合させたタイトル。プレイヤーは、師匠殺害の濡れ衣を着せられ、余命66日となった戦士「Soul」を操作し、刺客に追われながら武林を揺るがす陰謀の真相を追う。

約3分の映像では、刀が激しく交錯する戦闘から巨大な怪異との対決まで、発売を目前にした本作の見どころが凝縮されている。まずは公式ローンチトレーラーで、その速度と映像表現を確かめてほしい。

紹介動画

公開情報は『Phantom Blade Zero』公式Xの投稿でも確認できる。

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空中戦から異形の強敵まで、一瞬で攻防が入れ替わる

トレーラーで強く印象に残るのは、攻撃と防御が途切れずにつながる高速戦闘だ。刃を受け流し、その勢いのまま反撃へ転じる場面や、敵を空中へ打ち上げて追撃する場面など、武侠映画を思わせる立体的な殺陣が次々と映し出される。

Steam公式ストアページによれば、戦闘では30種類を超える主要武器と、倒した敵から獲得できる20種類以上の「Phantom Edges」が登場する。回避、受け流し、反撃、攻撃を連続させる仕組みとなっており、扱いやすさと習熟する奥深さの両立が掲げられている。

相手となるのは人間の刺客だけではない。白い札が舞う空間で、複数の腕を広げて浮遊する怪異など、不気味さと美しさを併せ持つ敵も確認できる。敵ごとに攻撃範囲や動きが大きく異なることを想像させる映像で、単純な連続攻撃だけでは突破できない緊張感が漂う。

雨、炎、冷たい鋼が形作る「Kungfupunk」

激しい雨が降り注ぐ足場では、青白い軌跡を残す敵の攻撃をかいくぐりながら刃を振るう姿が描かれている。水に濡れた地面の反射や風雨の表現も細かく、戦場の冷たさまで伝わってくるようだ。

本作が打ち出すのは、武侠映画の様式美と機械技術、荒廃した工業景観、現代的なロック音楽を組み合わせた「Kungfupunk」という独自の作風。伝統的な中国建築や武術を土台にしつつ、義手のような機械装置や異形の存在を重ねることで、単なる歴史劇には収まらない暗黒世界を構築している。

炎をまとった巨体との対決では、画面中央を埋め尽くす火柱と、それに向き合うSoulの小さな背中が対照的に配置されている。高速な剣士同士の戦いだけでなく、体格も攻撃規模も大きく異なる強敵との攻防が用意されていることが分かる一枚だ。

本作はUnreal Engine 5とモーションキャプチャー技術を使用。武侠映画の殺陣に携わってきた振付家の協力を得て、実際の武術に根差した構えや動きをゲームのアクションへ落とし込んでいるという。

日本時間10月29日11時発売、事前ダウンロードは27日11時から

『Phantom Blade Zero』の発売時刻は、北京時間2026年10月29日10時。日本時間では同日11時にあたる。事前ダウンロードは北京時間10月27日10時、日本時間では27日11時から開始される予定だ。

対応プラットフォームはPlayStation 5とPC。PC版はSteamおよびEpic Games Storeで販売される。記事執筆時点の日本向けSteamストアでは、通常版の予約購入価格は8,580円。日本語のインターフェースと字幕にも対応する。

Steam上の日付は地域差により10月28日と表示される場合があるが、公式に案内された世界同時発売の時刻を日本時間へ換算すると10月29日11時となる。なお、公式トレーラーの説明欄では、PS5向けパッケージ版を2027年に発売予定であることも告知されている。

さらに詳しい作品情報や今後の更新は、公式サイトで確認できる。巨大な敵に投げ飛ばされる場面まで収録した今回の映像は、本作の派手さだけでなく、敵ごとに異なる攻防を見極める必要性も感じさせる内容だ。発売後にその剣戟がどのような手触りを生み出すのか、実際に確かめられる日は目前に迫っている。