ゴミの山が、宇宙一の建築素材になる

Team17と、『I Am Bread』や『サージェンシミュレーター』で知られるBossa Gamesが、新作協力パズルゲーム『What Goes Up』を発表した。プレイヤーは廃品回収業者「GALACTIC REFUSE CO.」の従業員となり、惑星に散らばった地球のゴミをかき集めて、とにかく高いタワーを組み上げていく作品だ。
対応プラットフォームはPlayStation 5、Xbox Series、PC(Steam・Microsoft Store)で、2026年内の発売を予定。Xbox Game Passにも対応する。
重力銃とホバーパックで、崩壊寸前の高さを目指す

基本の道具は「重力銃(グラブガン)」とホバーパック。画面の頭上には目標の高さを示す「TARGET HEIGHT」の枠が浮かび、プレイヤーはゴミをビームで吊り上げながら、そこへ向けて一段ずつ積み増していく。名札に見える「StackmasterGeneral」の表示が示す通り、これはひとりの作業ではなく、プレイヤー名を背負った“建築家”たちが同じタワーに手を加えていくゲームだ。上下左右どこにでも積める自由度の高さが、そのまま「どこまで無茶できるか」の面白さに直結している。
舞台は廃品まみれの惑星、集めるのは地球のガラクタ
積み上げる素材は、地球から流れ着いたとおぼしき「MOTEL」の看板や自動車のパーツなど、およそ宇宙の建材らしくないガラクタばかり。「Junk Extraction Point」と呼ばれる回収拠点を起点に、隕石が漂う奇妙な惑星の景観の中でゴミを漁り、回収船まで届けるのが仕事の流れになる。実用性のかけらもない廃材を無理やり組んでいく発想が、そのままゲームのユーモアになっている。
紹介動画
公開された発表トレーラーでは、この重力とジャンクをめぐる一連の流れが確認できる。積み上げる楽しさと、積みすぎて崩れる笑いが表裏一体になっている様子は、映像で見るとより伝わりやすい。
1〜4人で積み、1〜4人で崩れる
本作は1〜4人の協力プレイに対応する。画面上に浮かぶ「Stability Status」のバーは積み上げた構造物の安定度を示すもので、他プレイヤーの名前タグが並ぶ様子からも、友人と一緒にひとつのタワーを共犯的に積み上げていくゲームデザインがうかがえる。浮遊するピックアップトラックまで建材候補にしてしまう発想の大胆さも、協力プレイならではの混乱を予感させる。
ゲームジャムから始まった、友人と遊ぶための実験場
本作はもともとゲームジャムから始まった企画で、「友人同士が自由に建築し、実験し、カオスを楽しめる遊び場を作る」ことが出発点だったという。Bossa GamesのStudio責任者Anthony Kyne氏はこの経緯に触れ、Team17が初期デモの段階からビジョンに賛同し、パブリッシャーとして参画したことも明かしている。突飛なアイデアと、途方もない高さのタワー、そしてすべてが崩れ落ちる瞬間の笑いを詰め込んだ一本に仕上がりそうだ。
現時点で発売日や価格の詳細は明らかになっていない。気になった冒険者はSteamストアページやTeam17公式サイトをチェックし、続報を待っておきたい。








