登場から7年、Valve Indexが生産終了を迎えた

Valveは、Steam Hardwareのニュース欄に「Valve Index Sunset」と題した告知を投稿し、VRシステム「Valve Index」の生産を終了したことを明らかにした。SteamストアのValve Index Controllersのページでも、すでに生産されていない旨の案内が出ているという。

PCにつないで使う高性能VRとして、長らくPC VR愛好家に支持されてきた製品だけに、事実上の世代交代を印象づけるニュースだ。後継の位置づけとされるのは、Valveの新VR機器「Steam Frame」だ。

在庫は割引販売。ただし選べる品は限られる

報道によると、残っているヘッドセット、コントローラー、アクセサリー類は在庫限りで約20%引きとなり、ヘッドセットは499ドルから399.20ドルになったとされる。いずれも二次報道による数字のため、実際の価格や在庫状況はSteamストアの表示で確認してほしい。

なお、フルキットやコントローラーとのバンドルは販売終了で、購入できるのは単品の左コントローラーなど一部に限られるという。写真のようなAボタン・Bボタンとスティック、トラックパッドを備えたあの独特のコントローラーも、これからは入手しづらくなっていく。

すでに持っている人は「何も変わらない」

気になるのは、すでにIndexを使っている人への影響だろう。報道で紹介されているValveの説明では、所有者にとって「nothing changes」であり、SteamとSteamVRでのサポートは続くとされている。今日からすぐ使えなくなるわけではないので、慌てて買い替える必要はなさそうだ。

手の甲にストラップで固定し、手を離しても落とさずに指の動きまで反映できる握らないコントローラーは、Indexの大きな特徴だった。生産が終わっても、その設計思想は多くのVRファンの記憶に残り続けるだろう。

後継Steam Frameと、これからの選択肢

後継のSteam Frameは2025年11月に発表され、2026年に発売されたと報じられている。一方で、Indexが使っていたlighthouse方式のベースステーションには対応しないとも伝えられており、Indexからの移行ではこの点に注意したい。

Indexを手元に残して使い続けるか、割引在庫に滑り込むか、それとも新世代へ乗り換えるか。公式の告知とストアの最新表示を確認したうえで、自分の環境に合った選択をしたいところだ。