アライグマの一団が荷車を盗んだ。目指すは「アライグマの楽園」

Off By One Gamesは、物理演算ベースの協力アドベンチャー『Trash Day』をSteamで発売した。Steamストア上の発売日表記は2026年10月13日で、日本時間では10月14日にあたる。公式サイトにも「Out Now on Steam」の文字が掲げられ、配信が始まったことが確認できる。

プレイヤーが演じるのは、荷車を失敬したアライグマの一団。街や野山に転がるあらゆるガラクタを荷台に積み込み、目的地の「アライグマの楽園(Raccoon Paradise)」まで運び届けるのが目標だ。舞台は全6エリアで構成されている。Steamストアページでは、オンライン協力は最大6人、ひとりで遊ぶソロプレイにも対応すると案内されている。

荷台に積んだ戦利品は、揺れて、転がって、こぼれ落ちる

キーアートの愛らしい見た目とは裏腹に、遊びの中心にあるのは物理演算の暴れっぷりだ。公開された画面では、森の中で赤い荷車に近づくアライグマと、ラッパ状の道具をくわえて茂みを駆ける赤い毛並みのキャラクターが確認できる。画面中央には「$19.00」という金額表示が浮かんでおり、集めた品物に値が付く仕組みがうかがえる。

別の場面では、荷車から伸びたロープに繋がれた仲間が、崖際の空中に勢いよく放り出されている。丸太を乗り越え、急な坂道を進む最中に、誰かがバランスを崩せばこの有様だ。一匹が踏ん張り、一匹が宙を舞う。そんな協力プレイならではの混乱が、そのまま笑いどころになっている。

滝を越え、道路脇を抜け。派手な装いのアライグマたち

荷車ごと滝へ落ちていくシーンも公開されている。足場の上では3匹のアライグマが様子を見守っているが、荷車は水しぶきの中で完全にひっくり返ってしまっている。積み荷をどう守り、どう運び切るかは、仲間との息合わせ次第というわけだ。

道路脇のエリアでは、赤い毛並みのアライグマが丸い容器を両手で抱えて立ち上がっている。背後にはバリケードとトラックの並ぶ道路が見え、自然の中だけでなく人間の生活圏にも「お宝」が転がっていることを感じさせる。画面には、物を落とす・投げる操作や攻撃操作の案内も表示されている。

荷車には、ギターを抱えたアライグマが乗り込む姿も。鶏を思わせる派手なヘルメットとゴーグルを着けており、荷台には注射器のような小道具まで見える。見た目のカスタマイズ要素や、発売時に用意されたDLCにもつながる、本作らしい遊び心の一端だ。

価格と収録内容。日本語にも対応

Steamでの価格は1,050円。発売記念の10%割引が適用され、10月27日までは945円で購入できる。

関連商品として、Supporter Editionバンドルが1,088円、Complete Editionバンドルが1,088円。DLC「Stinky Rich Supporter Pack」は265円で用意されている。日本語を含む16言語に対応している点も、日本のプレイヤーには心強い。

また、6月のSteam Next Festで公開された体験版は、参加タイトルの中でユニークプレイヤー数のトップ50に入ったとされる。Steamで体験版が公開されているため、購入前に手触りを試せるのもうれしいところだ。

『ロケットリーグ』元開発者が立ち上げた、デビュー作

開発・発売元のOff By One Gamesは、『ロケットリーグ』の元開発メンバーが設立した米国の独立系スタジオ。本作がデビュー作となる。作品は2026年3月に初めて公開され、9月11日に発売日が発表された。

最新情報は公式X(@ox1games)や公式YouTube、公式Discord、Instagram、TikTok、Blueskyで発信されている。気になる人は、仲間を誘ってアライグマの楽園を目指してみてはいかがだろうか。