約1年半の早期アクセスを経て、ついに正式版へ

ギリシャ神話を題材にしたアクションRPG『Titan Quest II』が、2027年1月19日に早期アクセスを終了し、正式版となるバージョン1.0をリリースすることが決まった。開発はGrimlore Games、販売はTHQ Nordicが担当する。PC版は2025年8月1日から早期アクセスとして提供されており、正式版までは約1年半の道のりとなる。
正式版の対応プラットフォームはPC、PlayStation 5、Xbox Series X|S。PC版はSteamとEpic Games Storeで展開される。これまでPCのみだった本作が、コンソールのプレイヤーにも同じ日に届く形だ。
価格はPC版49.99、コンソール版59.99
正式版の希望小売価格は、PC版が49.99米ドル/49.99ユーロ、コンソール版が59.99米ドル/59.99ユーロと発表された。ここで示されているのは米ドルとユーロの価格で、日本円での価格や各ストアでの日本向け表示は、今回確認できた範囲では明らかになっていない。購入を考えている人は、発売が近づいた時点で各ストアの表示を確かめておきたい。
紹介動画
公式サイトでは、発売日を告げるリリース日トレーラーも公開されている。正式版に向けた空気感をつかむには、まずここから見るのが手っ取り早い。
古代ギリシャを幻想的に描き直した世界

本作の舞台は、古代ギリシャを幻想的に再構成した世界だ。神殿や列柱、彫像が立ち並ぶ街並みを見下ろすこのスクリーンショットのように、ギリシャらしい建築の質感を作り込んだ環境が特徴のひとつ。公式サイトでも、垂直方向の広がりを持つ手作りのギリシャ風の世界がうたわれている。
物語の中心は、復讐の女神ネメシスを止めること。神話の怪物や敵対勢力が立ちはだかる中、ギリシャ音楽とオーケストラを融合させたサウンドが世界を彩る、というのが公式の紹介だ。

一方で、街を離れれば雰囲気は一変する。霧に沈んだ枯れ木の森、緑色に光る不気味な塊、闇の中で目を光らせる石像のような顔。神話の世界には、美しい景観だけでなく、不穏で薄暗い土地も広がっているようだ。
ハクスラの核は、2つのマスタリーと装備の厳選

ゲームの軸となるのは、2種類のマスタリーを組み合わせて独自のクラスやキャラクタービルドを作れるシステム。公式サイトでは、意味のある戦利品と、アフィックス(装備の付加効果)のクラフトも柱として紹介されている。遺跡の入口へ向かう道で骸骨の群れと対峙するこのスクリーンショットのように、探索と戦闘、戦利品集めを繰り返すハクスラの流れだ。

シングルプレイに加え、オンライン協力プレイにも対応する。浅瀬で獣人のような敵と乱戦になる場面など、敵の数も種類も多彩に見える。探索を重視した構成で、秘密や隠し要素も用意されているという。

墓地の一角で、炎をまとった武器を振るって骸骨を退ける場面も確認できる。炎や範囲攻撃の派手なエフェクトは、大量の敵を一気に薙ぎ払うジャンルらしい爽快感を予感させる。
早期アクセスの成果は、1.0に集約される
早期アクセス期間中は、プレイヤーのフィードバックをもとに多数のアップデートが行われ、新しい地域、能力、装備などが追加されてきた。バージョン1.0では、これらの追加・改良点を統合したうえで、さらに新要素も収録される。ただし、具体的な新要素の中身は今回の発表では詳しく示されていないため、続報を待ちたいところだ。
正式リリース後も、新しい地域や機能、物語を追加するアップデートを続ける予定とされている。最新情報は公式X、公式Facebook、公式Discordで確認できる。開発元のGrimlore Gamesと、販売元のTHQ Nordicのサイトも合わせてチェックしておきたい。
古代ギリシャの街から神話の怪物が潜む森まで、舞台の幅広さは本作の見どころだ。正式版で早期アクセスの成果がどこまで磨き上げられているか、2027年1月19日を待つことになる。









