13,301バイトに、3Dゴルフの醍醐味を凝縮

ゲーム開発者のFrank Force氏が、ブラウザ向け3Dゴルフゲーム『Sunshine Golf Classic』をjs13kGames 2026の公式ページで公開した。PCとスマートフォンに対応しており、インストール不要で無料プレイできる。

本作の圧縮後の容量は13,301バイト。js13kGamesの上限となる13KB、すなわち13,312バイトまで残された余裕はわずか11バイトだ。解凍後も約17.1KBに収まり、その中に3Dレンダラー、物理演算、コースの自動生成、音楽まで組み込まれている。

リブート版『DOOM』などの開発に参加した経験を持つFrank Force氏が、自身のエンジンを用いて制作した作品だ。氏は『マリオゴルフ』や『NEO TURF MASTERS』へのオマージュと説明しており、写実性ではなく、明るい色彩と虹の演出を生かした親しみやすい画面に仕上げている。

公式デモ映像では、ショットから着弾までの流れや、立体的なコースの様子を確認できる。

3回の入力で決まる、シンプルながら奥深いショット

プレイヤーはクラブ、方向、距離、スピンを調整してボールを打つ。ショットには、入力を始め、パワーを決め、最後に精度を合わせる「3クリック方式」が採用されている。マウスやタッチ操作に加え、キーボードではスペースキーでも入力可能だ。

狙いを定めるための予測線は表示されるものの、風の影響までは反映されない。画面内の風向きを自分で読み、飛距離を抑えて止まりやすくするバックスピンと、低く飛ばして転がすトップスピンを使い分ける必要がある。小さな容量に収めた技術デモにとどまらず、ゴルフゲームらしい判断がスコアを左右する設計だ。

コースには丘や池、島、傾斜のあるグリーンが登場する。水やアウト・オブ・バウンズでは1打が加算されるため、飛距離だけでなく安全な落とし所も考えたい。

18ホールを攻略すれば、新しいコースが待っている

通常のコースは全18ホール。各ホールはシード値をもとに自動生成されており、18ホールを通算パー、またはそれより良いスコアで回ると「remix mode」が解放される。こちらではプレイするたびに新しいコースが生成されるため、限られた容量ながら繰り返し挑める。

ゲームの進行は自動保存に対応。短時間だけプレイし、後から続きへ戻ることもできる。実装内容を詳しく見たい人は、公開されているGitHubリポジトリでソースコードを確認可能だ。開発者の最新情報はFrank Force氏の公式Xでも発信されている。

js13kGames 2026の制作期間は、9月13日13時CEST(日本時間同日20時)まで。気になる人は、コンテスト期間中の調整も含めて公式ページの最新版を確認しながらプレイしてみてほしい。