謎の宇宙現象に閉ざされたA.R.E.S.ステーション、『Rivage』が配信開始

SF謎解きアドベンチャー『Rivage(リヴァージュ)』がSteamでリリースされた。開発はExnilo Studio、パブリッシングはRaw Furyが担当する。価格は2,699円(通常価格2,999円、10%オフのローンチセールは2026年10月6日まで)。対応言語は英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・日本語・韓国語・ロシア語・簡体字中国語・ポルトガル語(ブラジル)の9言語で、日本語はインターフェース・字幕・音声のすべてに対応している。

物語の舞台は25世紀。人類は惑星ヴェスタの調査のために宇宙ステーション「A.R.E.S.」を打ち上げるが、正体不明の宇宙現象によって現実そのものが歪んでしまう。プレイヤーは研究者ミランダとなって目を覚まし、乗組員の姿が消えたステーションでただ一人、ログや痕跡をたどりながら何が起きたのかを解き明かしていく。

誰もいない船内に残された、乗組員たちの暮らしの痕跡

ミランダが目覚める船室には、地球を望む円形の窓と望遠鏡、旅行ポスターや本棚がそのまま残されている。生活感のある空間だけに、乗組員が「ついさっきまでそこにいた」ような気配が漂い、彼らがなぜ消えたのかという謎を一層際立たせる演出になっている。

通路を進むと、海中の生き物を眺められる大きな水槽窓や、宇宙旅行会社の広告ポスターも見つかる。ステーション内は居住区・研究施設としての作り込みが細かく、探索そのものを楽しませる設計になっているようだ。

サンゴ礁を望む別の一室も、ラグや観葉植物で彩られた落ち着いた雰囲気。ステーション全体が単なる舞台装置ではなく、そこに暮らしていた乗組員たちの人となりを物語る空間として設計されていることがうかがえる。

発見と記憶をつなぐ「K9システム」

船内の通路には、ウェアラブル端末「K9」の広告が映し出されたディスプレイが設置されている。「すべての記憶を手の届く場所に」というコピーの通り、この端末は本作の謎解きを支える重要なシステムだ。

ゲーム内でもK9のインターフェースが確認でき、スクリーンショットの記録やレベル・エネルギー管理などの機能が搭載されている。ストアページによれば、K9は発見した情報を記録し、一部のパズルの解決状況を保存する役割を担う。時間や現実が歪む本作の性質上、記録を残すという行為自体が生存戦略になっているのかもしれない。

重力・磁力・時間がねじれる環境パズル

本作の謎解きは、重力や磁性、時間の流れそのものに干渉するのが特徴だ。回路基板がむき出しになった機器に「ERROR」の文字が表示される場面など、壊れたシステムを修理し、誤作動する仕掛けを正しい状態に戻していくパズルが随所に登場する。

紹介動画

公開されているゲームプレイトレーラーでは、こうした環境パズルの手触りや、ステーション内を探索しながら物語を追っていく雰囲気を確認できる。

Exnilo Studio

Exnilo Studio

Exnilo Studioは『Rivage』を手がけるインディーゲーム開発スタジオ。パブリッシングは、数多くのインディータイトルを世に送り出してきたRaw Furyが担当する。

アクセスカードが明かす、目覚めた女性の正体

キッチンへの扉には「レベル1のアクセスカードが必要」というロックがかかっており、拾ったIDカードには「VIGNEAU MIRANDA(ヴィニョー・ミランダ)」の名と顔写真が記録されている。区画ごとに必要なアクセスレベルが異なる仕組みで、カードを集めながら立ち入れるエリアを広げていく進行になっているようだ。主人公の名がミランダ・ヴィニョーであることも、こうした端末の表示から読み取れる。

発売中、気になる冒険者は購入ページへ

『Rivage』はSteamで発売中。最新情報は公式X(@RivageTheGame)のほか、公式DiscordやInstagram(@rivagethegame)、TikTok(@rivagethegame)でも発信されている。詳細な特徴やシステム要件はSteamストアページで確認してほしい。乗組員が消えたステーションで、ミランダが何を見つけるのか──重力すら信用できないその謎解きを、ぜひ体験してみてほしい。