石を割らずに頂上へ。『Pyramidion』が正式リリース

TechDevAYDINが開発・販売する物理演算協力ゲーム『Pyramidion』が、2026年10月21日にSteamで正式リリースされた。2025年11月27日から早期アクセスとして公開されていた作品で、今回が正式版の配信となる。

ジャンルはアクション・アドベンチャー・カジュアル・インディー。対応するのはWindowsで、2〜3人でのオンライン協力プレイとLAN協力プレイに対応する。

求められるのは腕力より「呼吸」

目的はシンプルだ。表面に象形文字が刻まれた巨大なピラミッド型の石を、壊さないまま頂上まで運ぶ。ただし力任せに押せばいいわけではない。押すタイミングを仲間と合わせ、時には待ち、障害物は手分けして片づける必要がある。

役割も分かれている。石を押す側のほか、鞭を持った監督役のようなキャラクターが登場し、ストアの説明では弓や鞭、松明で障害を取り除いたり、仲間を支援したりできるという。鞭は仲間の移動速度と押す力を高める用途にも使える。石が砕けてしまうと、直前のチェックポイントからやり直しだ。

画面右上には経過時間が表示され、左下には「Punch」「Teleport to Stone」「Zoom in / out」といった操作ガイドが並ぶ。街中の細い路地を石とともに進む場面もあり、石のそばへ瞬時に戻れるテレポートがあるのは心強い。

砂漠の渓谷から神殿の参道まで、移り変わる舞台

スクリーンショットで確認できる舞台は多彩だ。切り立った赤茶色の岩壁に挟まれた渓谷では、奥に遠景のピラミッドが見え、操作ガイドには「Strong Push」の表示がある。強く押す操作を使い分けて進むのだろう。

大きなピラミッドの斜面に沿った石畳の道を進む場面では、押している側のキャラクターが黄色く光っており、何らかの強化状態がかかっているように見える。道の先には段差や障害物らしきものも見え、一歩間違えれば石を落としかねない緊張感がある。

色鮮やかな柱が並ぶ神殿の参道や市場のような街並みも登場する。倒れた柱や露店の布が置かれた路地を、2人で息を合わせて石を運んでいく。

青く塗られた石畳の道には樽が転がり、前方には別の人物の姿も見える。ここでは1人のキャラクターが石を押しており、足場の見た目が変わるたびに押し方の工夫も求められそうだ。

スフィンクス像や巨大な像が並ぶ街の入口では、荷車を引く住民の姿も確認できる。砂埃を巻き上げながら石を押す2人の背後で、古代エジプト風の街がにぎやかに描かれている。

価格・導入セール・評価

価格は通常1,050円。導入セールとして20%オフの840円で購入でき、セールは10月28日までとされている。同じ開発元の『Don’t Pop The Balloon』とのバンドルも用意されており、通常1,467円のところ13%オフの1,278円だ。

ユーザーレビューは81件で、評価は「非常に好評」(好評率80%)となっている。対応言語には日本語が含まれる。ただし、ストアの表からは音声や字幕といった内訳までは確認できなかったため、気になる人はストアページで確認してほしい。

開発元は公式Discord、Instagram、YouTubeチャンネルでも情報を発信している。詳しい内容や購入はSteamストアページで確認できる。

TechDevAYDIN

TechDevAYDIN

TechDevAYDINは『Pyramidion』の開発・パブリッシングを手がけるインディー開発者。Steamでは同作を含むタイトルを展開しており、公式のDiscordやInstagram、YouTubeチャンネルでも情報を発信している。