岩を砕き、宝石を磨き、列車で出荷する。鉱山経営シムが正式版へ

『Mineral Mining Simulator』が2026年9月24日、Steamで正式リリースされた。5月14日からアーリーアクセスで先行公開されていたタイトルで、開発・販売はBewolba Studios。ジャンルはカジュアル、インディー、シミュレーションで、1人用のゲームだ。

遊びの中心は、地中の鉱脈を調べるところから始まる一連の生産ライン作り。鉱石を掘り出して精錬し、宝石や金属を高価値の合成素材に仕立て、作業員を雇って市場へ出荷する。工程ごとに効率と品質を見直し、利益を伸ばしていく構成だ。

最初の一掘りから、ラインは組み上がっていく

上のスクリーンショットは、序盤のチュートリアル場面。岩盤に突き立てられたコア・ドリル・ユニットが土煙を上げており、画面右には「選別装置を買って鉱石破砕機の後ろに置く」「曲線コンベアを続ける」「精錬チャンバーを据える」といった手順が並ぶ。掘削機をモニターで動かし、出てきた鉱石の欠片を列車の係員に渡すところまでが最初の課題だ。なお、この画像に写っているのは体験版(DEMO)のビルド。

こちらは鉱山が広がった段階の一枚。ドリルから鉱石破砕機、選別装置、精錬チャンバー、カット&ポリッシュ・ステーションまでが一直線に並び、その先から何本ものコンベアが坑道の奥へ伸びている。機械を置いて、つないで、詰まりをほどく。この繰り返しが、本作の手触りの土台になる。

磨かれた原石がベルトを流れる

カット&ポリッシュ・ステーションの間を、赤い宝石が並んで運ばれていく場面。研磨前の荒削りな石と、面が整った石が同じベルトに載っているのが分かる。画面には「FAILED」の赤い表示が出ている機械も見えるので、ラインが常に順調に回るわけではなく、稼働状況を見て手を入れる必要がありそうだ。

合成、格付け、箱詰め。付加価値を積み上げる後半戦

中盤以降に出てくるのが、複数の素材から高価値の複合素材を作る合成工程。写真では、合成チャンバーと合成グレーダー(品質判定機)の間を、束ねられた青い棒状の素材が流れている。ベルト下にはLv.3の表示があり、品質の等級も管理対象になっている。この画像は、バージョン表記が1.0.0のスクリーンショットだ。

出荷前の工程では、ロボットアームが宝石を掴んで箱に詰める自動化ステーションが登場する。奥にはストレージマシンが積み上がり、右手の床には梱包済みの箱が山になっている。ストレージマシンには「Gで速度変更、Rで梱包」といった操作ガイドも出ており、自動化を進めながら細かく調整していく設計がうかがえる。

人を雇い、坑道が工場に育っていく

作業員を雇うと、坑道の風景も変わってくる。オレンジの作業服にヘルメット姿の面々が、ドリルや加工機のまわりに立ち、奥には線路と鉱山列車が見える。列車の係員から売上を受け取るという、出荷の窓口もここにある。

さらに進めると、洞窟の空間を使った立体的な大工場に発展する。多層の足場に機械がずらりと並び、中央を貫く長いコンベアが上階へ素材を運び上げていく。序盤の一本道のラインが、ここまで育つわけだ。なお、ここまでの画像には開発途中のビルドも含まれており、画面左上の所持金やレベル表示は、バージョンごとに異なる。

Bewolba Studios

Bewolba Studios

開発: Bewolba Studios

価格と対応環境

価格は1,125円。Steamストアページによると、通常1,500円から25%オフのリリース記念価格で、割引は10月8日までとされている。

対応言語は日本語を含む20言語で、英語や中国語、韓国語などにも対応する。対応OSはWindows 10(64bit)。推奨スペックはRyzen 5 3600またはCore i7 7700K、メモリ16GB、GeForce GTX 1060 6GBで、最低スペックはRyzen 5 1600またはCore i5-8400、メモリ8GB、GTX 970。ストレージは10GB必要だ。Steam実績(14個)、Steamクラウド、ファミリー共有にも対応している。

ストアのユーザーレビューは、アーリーアクセス期間を含めて67件中82%が好評で、評価は「非常に好評」。ストアページには、ゲームのサムネイル生成にAIを使用し、追加の編集を加えているとの記載もある。

開発元の情報は公式サイトと公式X(@bewolbastudios)で確認できる。