音楽が幕を上げる、灰色の劇場の物語

『ニエンタム — オプス・ゼロ —(Nientum - Op.ZERO)』が、2026年10月13日にSteamで正式リリースされた。開発・販売はQueseraGames。2025年11月24日にアーリーアクセスが始まっており、約1年を経ての正式版となる。
本作は、音楽を使って舞台を動かしながら進む2Dアクションアドベンチャー。記憶を失った二人の少女、AlephとLioraが、灰色に沈んだ忘れ去られた劇場に再び命を吹き込んでいく。プレイヤーの選択によって、劇の結末と二人の運命が変わるという。

ステージに散らばる音符の欠片を「調律」する
ゲームの核になるのは「チューニング」と呼ばれるシステムだ。ステージに散らばる宝石は、バラバラになった音符の欠片。Alephの力でそれを調律して奏でることで、壊れた舞台装置が復元されていく。

スクリーンショットでは、荒波を描いた背景の上を小舟に乗って進む場面が確認できる。画面にはコンボ数や宝石の取得数が表示され、アクションとリズム要素が組み合わさった作りがうかがえる。

こちらは巨大な時計仕掛けを背にした舞台の場面。音符が舞う中、チビキャラのAlephが舞台の上に立っている。劇場そのものがステージ装置になっているのが本作らしいところだ。
童話や伝承を下敷きにした、少しひねった劇中劇

物語は劇中劇の形で進み、『オズの魔法使い』『シンデレラ』『アーサー王伝説』などを題材にしたミュージカルが登場する。ただし内容は原作どおりとは限らず、ひねりの効いた展開も用意されているという。時計とガラスの靴が描かれたこのビジュアルは、シンデレラ題材の舞台を思わせる。


画面の雰囲気は章ごとに大きく変わる。猫のような生き物が並ぶ緑豊かな森のステージもあれば、モノクロの茨の世界でピンク色の光の線を駆け抜ける場面もある。

さらに、王冠をかぶった巨大な骸骨と死神のような影が待ち受ける、冥界を思わせる暗いステージも確認できる。かわいらしいキャラクターと重厚なダークファンタジーの対比が印象的だ。
価格・対応言語・その他の要素
通常価格は2,200円で、リリース記念セールとして20%オフの1,760円で購入できる。セールは10月27日までとされている。対応言語は英語、日本語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語。Steamのユーザーレビューは、記事執筆時点で160件中98%が好評の「非常に好評」となっている。
音楽は Kagetora.、Halv、seatrus が担当。声優陣には安済知佳さん、高田憂希さん、保志総一朗さんではなく、ストアページ上では Chika Anzai、Yuuki Takada、Takehito Koyasu の名前が挙げられている。
収集要素を記録して眺められる「Director’s Room」や、本編とは別に遊べる「Free Play Mode」も搭載。最新情報は公式サイト、公式X、Discord、公式YouTubeチャンネルで発信されている。Steamのコミュニティハブでは、プレイヤーの感想や情報交換も確認できる。
QueseraGames
QueseraGamesは『ニエンタム — オプス・ゼロ —』の開発・販売元。音楽と演劇を軸にした物語性の高いインディー作品を手がけ、本作は2025年11月のアーリーアクセスを経て正式リリースを迎えた。
気になったらストアページへ
音楽で舞台を直し、選択で物語の結末を変えていく本作。購入や詳細の確認はSteamストアページから行える。










