経営シム『Big Ambitions』が早期アクセスを終え、正式リリース

ニューヨークを舞台にしたロールプレイング型ビジネスシミュレーション『Big Ambitions』が、Steamで正式リリースされた。開発はHovgaard Games。2023年3月の早期アクセス開始から約3年半を経て、バージョン1.0として発売日を迎えた。

小さな個人商店を開くところから始め、自分のペースで巨大企業へと事業を拡大していく――というのが本作の基本コンセプトだ。価格は¥2,669(20%オフの発売記念セール、通常価格¥3,337)。早期アクセス期間中に積み重ねたレビューは「非常に肯定的」(5,558件中92%が好意的)と高評価を維持しており、直近30日間の評価も「非常に肯定的」となっている。対応OSはWindows 10/11およびmacOS Catalina以降。なお現時点で日本語表示には対応していない点は留意しておきたい。

Hovgaard Games

Hovgaard Games

開発: Hovgaard Games

ローンチトレーラーが映す、成り上がりの街ニューヨーク

紹介動画

公開された正式版ローンチトレーラーでは、摩天楼とハドソン川を見渡すニューヨークの街並みを背景に、無一文から起業家として成り上がっていく本作のコンセプトが描かれている。

スクリーンショットには、ソファ席やカフェカウンター、屋台まで並んだ広々とした店舗フロアが写っており、事業が軌道に乗るにつれて店構えそのものが賑わっていく様子がうかがえる。

地図とデータで街の経済を読み解く

街の情報は「Voogle Maps」と呼ばれるマップ機能で管理する。5th Avenueなどの通り沿いに点在する物件や、賃貸中の建物、求人情報がアイコンで表示され、フィルターを使って customer service・delivery driver といった仕事や、office・retail・warehouseなど賃貸可能な建物の種別を絞り込める。

さらに「MarketInsider」の画面では、Garment Districtといった地区ごとの住民階層データ(Working class・Middle class・Upper classの割合)や、不動産の平均相場、商品ごとの需要率・最安値・仕入れ業者数までが一覧で確認できる。花や食材の供給不足を知らせるイベント通知も表示されており、経営判断に直結する情報量の多さが本作の特徴のひとつだ。

店を構える街角と、稼いだ先にある暮らし

街角のスクリーンショットでは、テラス席が並ぶ交差点の一角に「FOR RENT」の看板を掲げた物件が写っており、こうした空き物件を借りて新しい店を出していく流れが見て取れる。

事業だけでなく、稼いだ資金でどんな暮らしを手に入れるかも本作の見どころだ。夜景を望む2階建てのロフトには、暖炉付きのリビングや広いキッチン、ダイニングスペースが設けられており、奥の窓越しにはオフィスらしき一角ものぞく。ビジネスと私生活の両方を同時に発展させていくライフシムとしての側面が伝わってくる一枚だ。

商品を仕入れ、店を回す舞台裏

ティール系の内装でまとめられた店舗では、レジ前に客の列ができている様子が確認できる。ソファやダイニングテーブルも配置されており、飲食店タイプの店舗運営を想定した画面と見られる。

倉庫では「NY Distro Inc」という卸業者から仕入れたチーズプラッターやポップコーン、アイスクリームなどの商品が棚に積み上げられ、フラットベッドにはカップケーキやドーナツが荷積みされている。店頭に立つだけでなく、仕入れと在庫管理までを含めたサプライチェーンの運営が本作の経営要素を支えている。

『Big Ambitions』は現在Steamで配信中。気になる人はまずSteamストアページで対応言語や価格を確かめ、開発元の公式Xでも最新情報を追っておきたい。