『陶芸マスター』正式版がSteamに登場、アーリーアクセスから約7年

陶芸をテーマにした制作・経営シミュレーション『陶芸マスター(Master Of Pottery)』が、Steamで正式版として公開された。開発・販売はAZGames。本作は2019年11月にアーリーアクセスとして先行配信が始まっており、そこから約7年の開発期間を経て、今回の正式リリースにたどり着いたかたちだ。
価格は¥595(通常¥700から15%オフの発売記念価格)。対応言語は日本語を含む英語・簡体字中国語・イタリア語で、対応OSはWindows。記事執筆時点のユーザーレビューは「圧倒的に好評」(538件中97%が好評)と高い評価を得ている。
ろくろで挽き、パーツを組み、絵筆で彩る――陶芸の全工程を再現

ゲームの根幹は、陶芸の工程をひとつずつ丁寧になぞるものづくり体験だ。まずはろくろの上で粘土を挽き、花瓶や壺の輪郭を形づくる成形パートから始まる。回転数や形状を細かく操作しながら、土を思い通りの器へと育てていく。

形が決まったら、取っ手や装飾パーツを組み合わせる工程へ。薔薇のレリーフや装飾の位置・大きさ・角度・取っ手の長さまでスライダーで調整でき、同じ器でも仕上がりの表情を大きく変えられる。

仕上げは絵付け。筆を持って釉薬や絵の具で文様を描き込み、魚や幾何学模様など古代の土器を思わせるデザインも再現できる。成形・装飾・絵付け・焼成というひと続きの工程を自分の手で完結させられるのが、本作ならではの手応えだ。
自分の写真を模様にできる、カスタムパターン機能

特徴的なのが、手持ちの画像ファイルを読み込んで独自の模様として作品に転写できるカスタムパターン機能。用意された柄だけでなく、自分で撮った写真やイラストを器の表面に映し込むことができ、ジョッキのような日用品にも自分だけのデザインを施せる。
完成した作品はショールームで経営し、展示会や撮影で魅せる

作った器はショールームに並べて経営する仕組みも用意されている。来客からの注文をこなし、見習いを育てながら、資金を貯めて店を発展させていく。展示台のデザインにはブースの様式や芸術造形、簡約・古典といった複数のテンプレートが用意されており、自分の店の雰囲気を作り込む楽しみもある。

腕を磨いた先には、美術館さながらの展示会も待っている。青花風の壺や古代風の陶器と並んで、遊び心のある猫の置物「Cute kitten」のような一点も展示できるなど、実用の器づくりにとどまらない自由な作品づくりができるのも本作の魅力だ。

完成した作品は、パンや果物を添えた静物画風のスタジオで撮影し、共有することもできる。自分の作品が一枚の絵のように飾られる瞬間は、陶芸ゲームならではのご褒美と言えそうだ。
AZGames
AZGamesは、陶芸をテーマにした制作・経営シミュレーション『陶芸マスター(Master Of Pottery)』を手がけるインディースタジオ。2019年のアーリーアクセス公開から開発を重ね、今回の正式版リリースにこぎつけた。
購入・詳細情報
『陶芸マスター』は現在Steamで配信中。最新情報は開発元の公式サイトや、公式X@AZGameProjects、公式YouTubeチャンネルでも発信されている。アーリーアクセス期間を経てじっくり磨き上げられた陶芸シムが気になる人は、まずSteamストアページをチェックしてほしい。









