『復興しよう!温泉町』のSteam体験版が配信開始

株式会社ハリソンワールドは2026年9月9日、田舎町スローライフシミュレーション『復興しよう!温泉町』のSteam体験版を配信開始した。
本作の舞台は、海と山に囲まれた静かな温泉町。夏休みを過ごす少女・杏子と、町の再生に取り組む町長という二つの視点から、住民との交流や町での暮らしを体験していく。
開発は饼饼 Studio、パブリッシングはHARRISONWORLD CO.,LTDが担当。体験版はSteamストアページから確認できる。
海辺の駅から始まる、どこか懐かしい夏休み

日中の温泉町を写した画面では、青い海や草原、滝、坂の上に建つ家などが広がる。立体的な町並みにピクセル調のキャラクターを組み合わせた、素朴さと奥行きのあるビジュアルが特徴だ。
画面には季節や天候、日数、時刻のほか、財布や町の資金、その日の収入も表示されている。虫取り網や釣りざおを持ち替えられることから、町を自由に歩くだけでなく、季節の生き物を探す遊びも用意されていることが分かる。

物語では、住民の家を訪ねるといった目標を追いながら、人々との関係を深めていく。布団に並ぶ二人のキャラクターを真上から映した場面など、日常の距離感を感じさせる演出にも注目したい。
田植えも料理も仕事も、町の暮らしが遊びになる

温泉町では、田んぼに種を植える農作業にも取り組める。バッグから稲の種を選び、植え付けや除草、水やり、収穫を進めていく画面からは、日々の積み重ねが暮らしにつながるゲーム性がうかがえる。
昼の明るい景色だけでなく、星空や街灯の下でも行動できる点も印象的だ。時間や天候によって表情を変える町を歩きながら、その日に何をするかを自分で決めていくことになる。

町での活動は農作業だけではない。飲食店では注文内容を確認し、料理を提供して売上を伸ばす仕事に挑戦できる。画面にはスープ、丼もの、麺類、寿司、炒め物といった分類が並び、店のメニューを増やしていく余地も感じられる。

別の場面では、チラシを配って居酒屋の集客を手伝っている。残り時間とチラシの枚数が表示されており、穏やかな生活の中にも、限られた時間で成果を目指す仕事やミニゲームが組み込まれているようだ。
こうした活動で資金を得ながら住民を支え、寂れてしまった温泉町に少しずつ活気を取り戻していくことが、本作の大きな目的となる。
射的と夏祭りが彩る、温泉町の夜

射的では、制限時間内に銃を操作して景品を狙う。命中スコアや残り時間、装填されている弾数が表示され、屋台遊びらしい分かりやすいルールで楽しめる内容となっている。
農作業や料理などの生活要素に加え、このような短時間の遊びが用意されていることで、町の散策にも変化が生まれそうだ。

夜の神社には提灯が灯り、綿あめやお好み焼き、たこ焼きなどの屋台が並ぶ。雨の中に浮かぶ人々の姿や赤い鳥居が、昼間とは異なる夏祭りの空気を描き出している。
釣りや虫取り、農作業、料理、仕事、祭りの遊び。『復興しよう!温泉町』は、ひとつの大きな目標だけを追うのではなく、町で重ねる何気ない一日そのものを楽しむ作品になりそうだ。
体験版で、温泉町のひと夏に触れてみよう
『復興しよう!温泉町』はPC向けにSteamで展開され、製品版の発売日と価格は未定。対応言語は日本語、英語、中国語の簡体字と繁体字が案内されている。
作品の最新情報は公式X「@OnsenTown_game」で発信中。パブリッシャーの情報はHARRISONWORLD公式Xや公式YouTubeチャンネル、株式会社ハリソンワールド公式サイトでも確認できる。
まずはSteam体験版で海辺の町を歩き、自分に合った夏の過ごし方や、暮らしと町づくりが結びつく手触りを確かめてみてほしい。
株式会社ハリソンワールド
株式会社ハリソンワールドは、インディーゲームのパブリッシングを手がける企業。『復興しよう!温泉町』では、饼饼 Studioが開発する温泉町スローライフシミュレーションを展開している。










