細部を省き、テンポで魅せるサッカー経営シム

サッカー経営シミュレーション『Simple Football League Manager』が、2026年12月3日にリリースされる。開発・発売を手がけるのはChaoStar。対応プラットフォームはWindows、macOS、SteamOS+Linuxの3つで、Steamストアページが先行公開された。
本作が掲げるのは「サッカーは好きだが、細かい管理に何時間もかけたくない」というプレイヤーに向けた設計思想だ。スカッド編成・戦術・移籍市場・クラブ財政・国内外の大会運営といった、キャリアの行方を左右する意思決定にこそ機能を絞り、それ以外の作業は極力削ぎ落としている。
218の国、411のリーグ、5,900超のクラブという規模

その骨太さを支えるのが、収録される世界の広さだ。218の国、411のリーグ、5,900を超えるクラブの中から、指揮を執るチームを選べる。国選択画面だけでも55か国がずらりと並ぶヨーロッパの一角が確認でき、世界規模のリーグ構造を丸ごと抱えていることがうかがえる。
さらに、収録データベースは自分でカスタマイズ可能。エクスポートしたデータをxlsx形式で編集し、独自の選手名やクラブ構成を持ち込むこともできる仕様だ。
采配はシンプルに、決断は自分の手で

チーム運営画面では、フォーメーションや戦術方針を選びながら、控え・負傷者・出場停止選手までステータス別に管理できる。ピッチ図には先発11人がポジションごとに表示され、誰がどこに立っているか一目で把握できる作りだ。
対人プレイにも対応しており、ローカルマルチプレイヤーでは最大4人のマネージャーが同じ世界で同時に指揮を執れる。友人同士でリーグを取り合う遊び方もできそうだ。
試合はテンポよく、記録はしっかりと

試合はテキストベースの実況で進行する。ゴールやイエローカードといった主要な出来事が時系列でログに流れ、誰が決定機を演出し誰が仕留めたかまで文章で追える構成だ。じっくり見届けたい試合は「Full Mode」、テンポよく進めたい試合は「Fast Mode」と、プレイヤーの気分に合わせて切り替えられる。

ハーフタイムには、ポゼッション率やシュート数といった数値に加え、「中央で数的優位を作れている」「相手守備の背後にスペースがある」といった文章形式の分析も表示される。難易度は「Simple」「Cozy」の2段階が用意されており、腰を据えてキャリアを始めたい人にも配慮されている。
シーズンの全体像を一望できるダッシュボード

普段の管理画面となるダッシュボードでは、リーグ順位、クラブ予算、リーグの消化状況、次の試合日程がひとまとめに表示される。ニュース欄には他クラブの動向も流れ、シーズンの空気を掴みやすい設計だ。操作はマウス・コントローラーの両方に対応し、Steam Deckでの携帯プレイも視野に入れたインターフェースを備えている。
ひとりの開発者が形にした一本
本作はソロインディー開発者による個人プロジェクトで、ゲームエンジンにはGodotが採用されている。最新情報は公式Discord、TikTok、Instagram、YouTubeで随時発信されている。発売に先立ち、プレイアブルな体験版の配信も予定されている。詳細やウィッシュリスト登録はSteamストアページで確認できる。








