廃墟の研究施設から、少女と小さな竜の脱出劇が始まる

スプリングギルドは、3Dホラーアクションアドベンチャー『Shadow Mate 〜小さな竜と適合者〜』の無料体験版を、10月15日(木)からSteamで公開した。あわせて、10月19日から26日まで開催される「Steam Nextフェス:2026年10月エディション」への参加も決定している。フェス期間中も、体験版は引き続き遊べる。

本作はPC(Steam)向けの1人用タイトルで、開発・発売ともにスプリングギルドが担当する。価格は未定、製品版の発売時期は2027年第1四半期を予定している。気になる人は、まずSteamページでウィッシュリストに登録しておきたい。

体内に宿る寄生生命体「ベリアル」と、目覚めた少女シンシア

物語の主人公は、崩壊した研究施設で目を覚ました少女シンシア。彼女の体内には、寄生生命体「ベリアル」が宿っている。施設内には異形の怪物や、狂気に囚われた研究者たちがうごめいており、かつてここで禁断の実験が行われていたことがうかがえる。シンシアは、この場所からの脱出を目指すことになる。

スクリーンショットには、立入禁止の黄色いテープと「KEEP OUT」の標識が張られた薄暗い廊下が写っている。明かりの乏しい通路を、小さな竜を連れた少女が進んでいく構図で、探索パートの張り詰めた空気が伝わってくる。

こちらは、モニターが並ぶ制御室のような部屋で、白衣の人物が机に向かう後ろ姿。画面には「HACKATON CANCELED」の文字が見える。施設で何が起き、なぜ計画が途絶えたのか。環境の端々から物語を読み取る楽しみがありそうだ。

同じ部屋で映し出された、眼鏡をかけた白衣の青年。人物の詳細は公表されていないが、施設に関わる研究者の一人とみられる。

ベリアルの力と竜人化、探索の先に待つ戦闘アクション

体験版は製品版の序盤をそのまま遊ぶものではなく、本作の世界観と戦闘アクションを体験することに主眼を置いた内容だ。廃墟と化した研究施設を探索しながら、行く手を阻む怪物たちと戦う。画像では、赤く光る目のような部位を持つ細身の怪物が、通路の奥からこちらへ迫っている。

プレイヤーは、ベリアルの力を使った攻撃で怪物に立ち向かえる。照準が表示された画面では、小型の異形が床をはうように近づいてくる場面や、赤い照明の廊下の奥に不気味な人影が立つ場面が確認できる。見通しの悪い暗がりの中で、何が潜んでいるか分からない緊張感が魅力になりそうだ。

さらに本作の特徴が「竜人化」。シンシアが翼と尾を備えた竜人の姿に変わると、戦闘スタイルが近接戦闘へと切り替わる。遠距離から力を放つ探索中の戦い方と、竜人化後の肉弾戦。この二つを使い分ける点が、アクションとしての見どころだ。

竜人化後は、翼を広げて怪物へ飛びかかるような近接戦が展開する。緑がかった霧の下水道のような空間や、木箱が積まれた倉庫のような場所で、怪物と取っ組み合う様子が映し出されている。

Steam Nextフェスでは中国語にも対応予定

製品版の対応言語は日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)の予定。現在の体験版は日本語と英語に対応しており、中国語は「Steam Nextフェス」の期間中に追加される予定だ。

無料体験版の感想やフィードバックは、公式Xや公式Discordサーバーで受け付けているという。ゲーム実況や動画配信も歓迎されており、条件はゲーム実況・動画配信ガイドラインで確認できる。作品の最新情報は公式サイトにもまとまっている。

紹介動画

公開されたキービジュアルでは、翼と尾を持つ竜人の姿のシンシアと、玉座のような異形の群れの中に座る謎めいた少女の二枚が並ぶ。後者の少女を含め、謎の存在「アーク」と「メルト」は製品版から登場する。製品版では、シンシアとベリアルの出会いによって物語が大きく動き出し、より本格的なストーリーと多彩な戦闘アクションが用意される予定だ。

株式会社スプリングギルド

株式会社スプリングギルド

株式会社スプリングギルドは東京都に本社を置く企業。『Shadow Mate 〜小さな竜と適合者〜』では開発と発売の両方を手がけ、PC(Steam)向けの3Dホラーアクションアドベンチャーとして展開している。