2026年内の予定から一転、2027年第1四半期へ

映画『ソウ』シリーズを原作とするマルチプレイ専用ホラー『SAW: Genesis』について、Steam早期アクセス版の発売が2027年第1四半期になると発表された。当初は2026年内の登場が予定されていたが、開発期間を延ばす判断となった。発表は公式X(@SAWGenesis)を通じて行われている。

延期の理由として、開発チームはここ数か月にわたって様々な条件でテストを実施し、プレイヤーから寄せられたフィードバックを集めてきたと説明している。その中にはゲームの一部やパフォーマンスに関する具体的な指摘があり、それらの改善に時間を充てるという。公式の声明は、待ち時間は想定より長くなるものの、そのぶん『SAW: Genesis』はより良い作品になると信じている、という趣旨だ。

なお、2027年第1四半期より細かい発売日は、現時点では明らかになっていない。

審判か被告か。3対1で挑む「罠だらけの施設」

『SAW: Genesis』は、1人が審判(Judge)、3人が被告(Accused)を担当する3対1の非対称マルチプレイホラー。被告側は協力しながら、罠が張り巡らされた手続き生成のマップからの脱出を目指す。審判側は、参加者に試練を課す主催者としてゲームを動かす立場だ。

舞台は第一次世界大戦後。審判は『ソウ』のジグソウの前身にあたる存在として描かれる。遊ぶたびに姿を変える施設で、被告が知恵と連携で切り抜けるのか、審判の仕掛けがそれを上回るのか、人数の非対称性が緊張感を生む構図になっている。

Steamストアの記載によれば、暴力表現やグロテスクな描写、拷問器具などを含む成熟した内容となっている。プレイ前に対象年齢や表現の内容を確認しておきたい。

開発体制と、早期アクセス後の広がり

開発を手がけるのはBroken Mirror GamesとAnshar Studiosで、パブリッシャーはBloober Team。本作は2026年6月のSummer Game Fest 2026で発表されており、ライオンズゲート(Lionsgate)の映画『ソウ』シリーズを原作とする作品として注目を集めてきた。

Steamストアでは、早期アクセス期間を約1年と見込んでいる。正式版では、ロケーション5か所、被告8種、審判5種へと拡大する予定とされている。また、早期アクセス版と正式版で価格は変えない方針も記載されている。ただし、具体的な価格は現時点では発表されていない。

対応プラットフォームはPC(Steam)。言語はSteamストア上では英語のみの記載で、日本語対応は確認できない。日本のプレイヤーは、この点も頭に入れておきたい。

クローズドアルファテストは継続中

延期の一方で、テストの機会は続いている。Steamではクローズドアルファテストが実施されており、第2回は9月24日から28日の予定だ。ここで得られる反応が、今後の調整にも生かされていくとみられる。

最新の情報は、Steamストアページのほか、公式サイト、公式Discord、Facebook、Instagramで発信されている。早期アクセスを楽しみにしていたプレイヤーは、Steamでの登録や公式の案内を確認しつつ、続報を待ちたい。