幕張に「札幌のゲームのまち」が上陸、過去最多20作品を試遊出展

札幌市と地元ゲーム開発企業らによる産官学連携プロジェクト「Sapporo Game Camp」が、2026年9月17日(木)から21日(月)まで千葉県・幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2026に出展する。ブースはホール6の06-C04、6小間(54平米)の規模で、期間中は試遊・企業展示・商談スペースを兼ねた構成となる。

セガも実行委員会の一員としてこの取り組みに加わっている。詳しい企業情報は本記事下部の

株式会社セガ

株式会社セガ

株式会社セガは、家庭用ゲームやアーケードゲームなどを手がける大手ゲームメーカー。「Sapporo Game Camp」実行委員会の一員として、札幌のゲーム開発拠点化とクリエイター育成を後押しする役割を担う。

でも確認できる。

蝶に鶏、宇宙船まで――「カクチョウ」がテーマの20作品が集結

Cake to You タイトル画面
『Cake to You』
King oF Chikennn タイトル画面
『King oF Chikennn』
PLANET BREAKER タイトル画面
『PLANET BREAKER』

試遊コーナーでは、学生とプロクリエイターが約2日間で制作した「Sapporo Game Camp 2025」の全20作品が展示される。今回のテーマは「カクチョウ」。ケーキ屋を切り盛りする『Cake to You』、鶏をめぐる王座争いを描く『King oF Chikennn』、惑星規模のスケールで戦う『PLANET BREAKER』など、テーマの捉え方が作品ごとにまったく異なるのが見どころだ。ほかにも『蝶々反乱』『ロイヤルティーウォーズ』『はらぺこ蝶の大脱出劇』『8蝶』『バタフライハンター』『Space Chicken』『FLY AWAY』『DEBUTROYER/デブトロイヤー』『芝生シミュレーター』『巻き込めスカラベ』『羽化!獲チョウ!』『少年の日の思い出』『ハラスメントPOLICE』『乗っ鳥大作戦!』『die or run』『緊急防衛清掃~母に部屋を見られるな!~』『ゆきだまコロコロ』の全20作品が試遊対象となる。

運営に協力する7社(AIQVE ONE、インフィニットループ、エイティング、SapWorks、pixyda、HiBiGA、ロケットスタジオ)によるゲーム作品も同ブースで展示予定で、『Desktop Mate』『MAGNI』『Mariachi Legends』といったタイトルも体験できるという。

eスポーツ国際大会の紹介と、企業誘致の相談窓口も設置

ブース内には、札幌で2025年から2027年まで3年連続開催が決まっている国際eスポーツ大会「Apex Legends Global Series Championship」を紹介するコーナーも用意される。ゲーム開発だけでなく、大会運営という側面からも「ゲームのまち・さっぽろ」の取り組みを発信する構成だ。

さらに、ゲーム関連企業の拠点進出が進む札幌市をアピールする「商談・企業誘致相談コーナー」も設けられる。企業のプレゼンス向上や人材獲得、さらなる企業誘致につなげる相談窓口として機能する予定だ。

道内4校もそれぞれのブースで参戦

北海道情報大学 ロゴ
北海道情報大学
ホール1 ゲームアカデミーコーナー 01-N24
TECH.C. NAGOYA ロゴ
札幌デザイン&テクノロジー専門学校
ブース名「DESIGN&TECH GAME WORKS」・ホール9 インディーゲームコーナー E-056
北海道サイバークリエイターズ大学校 ロゴ
専門学校北海道サイバークリエイターズ大学校
ホール1 ゲームアカデミーコーナー 01-N33
北海道情報専門学校 ロゴ
北海道情報専門学校
ホール1 ゲームアカデミーコーナー 01-N27

「Sapporo Game Camp」のブースとは別に、道内のゲーム教育機関4校も東京ゲームショウ2026にそれぞれのブースを構える。北海道情報大学は15年連続の出展となる常連校。札幌デザイン&テクノロジー専門学校は札幌・仙台・名古屋の3校で学ぶ学生が参加する「DESIGN&TECH GAME WORKS」ブースを展開する。専門学校北海道サイバークリエイターズ大学校と北海道情報専門学校もホール1のゲームアカデミーコーナーに並び、学生作品の存在感を示す。

本家「Sapporo Game Camp 2026」は10月9日からサッポロファクトリーで

今回のTGS出展は、5年目を迎える「Sapporo Game Camp 2026」の一環でもある。本体イベントは2026年10月9日(金)・10日(土)・11日(日)にサッポロファクトリー(札幌市)で開催予定。現在はゲーム制作を体験できる「Game Jam」(8月6日~9月24日)や各種プログラムの参加者を募集中で、ポートフォリオレビュー会は10月6日まで受け付けている。詳しい参加方法や日程はSapporo Game Camp公式サイトで確認できる。

東京ゲームショウ2026で試遊出展を果たした学生たちの作品が、この先どんな進化(カクチョウ)を遂げていくのか。札幌のゲーム開発シーンの動向として、今後も注目しておきたい。