レベルファイブは2026年9月10日、オンライン発表会「LEVEL5 VISION 2026 Ⅱ 夢」を配信した。当初は21時開始の予定だったが、技術的な問題で1時間遅れての配信となった。

公開されたのは、シリーズ最初の作品のリメイク、完全新作のRPG、そして長く続報が途絶えていたタイトルの復活だ。そしてもう一つ、ラインナップ全体に共通する特徴がある。

2027年に5本、すべてSwitch 2・PS5・Steamの3機種同時

発表された新作のうち、発売時期が2027年とされたものは5本ある。

タイトル 対応機種 発売時期
レイトン教授と不思議な町(リメイク) Switch 2/PS5/Steam 2027年予定
デカポリス Switch 2/PS5/Steam 2027年予定
スナックワールド RELOADED Switch 2/PS5/Steam 2027年予定
ホーリーホラーマンション Switch 2/PS5/Steam 2027年予定
妖怪ウォッチ2 覇道 Switch 2/PS5/Steam 発売日未定

注目したいのは対応機種の欄だ。5本とも Nintendo Switch 2・PlayStation 5・Steam の3機種が並んでいる。 独占も、時期をずらした後追いの移植もない。

レベルファイブは長く任天堂のハードを主戦場にしてきた会社だ。『レイトン教授』はニンテンドーDS、『イナズマイレブン』も『妖怪ウォッチ』もニンテンドー3DSで広がった。その会社が、発表する新作のすべてをPCと他社ハードに同時に出す構えを見せている。

スマートフォン向けには『幻想世界のぷちぽよん』(iOS/Android)が今冬予定として公開された。

一番の驚きは『レイトン教授と不思議な町』のリメイク

2007年にニンテンドーDSで発売されたシリーズ第1作が、レイトン教授と不思議な町 Remake として作り直される。Switch 2・PS5・Steamで2027年予定だ。

このシリーズは今年12月10日に新作『レイトン教授と蒸気の新世界』が控えている。新作と初代のリメイクが1年のうちに並ぶことになる。

完全新作としては『デカポリス』が公開された。謎解きRPGで、Switch 2・PS5・Steamに2027年予定。リアル脱出ゲームを手がけるSCRAPが事件クエストの原案に加わっている。

『スナックワールド RELOADED』は、2017年の『スナックワールド トレジャラーズ』以来となるシリーズの再始動だ。『ホーリーホラーマンション』はお化けを仲間にするゲームで、発表会では実機のプレイ映像が流れた。

発表会のアーカイブ

配信の全編は公式YouTubeチャンネルで公開されている。各タイトルの映像はここで確認できる。

編集部の見立て:3機種同時が当たり前になった

ここからは編集部の見方だ。

今回のラインナップで目を引くのは、個別のタイトルよりも並べ方のほうだ。新作5本すべてがSwitch 2・PS5・Steamの3機種同時で、しかも発売時期が2027年に揃っている。

かつてのレベルファイブは、任天堂の携帯機で子ども向けの新しい遊びを立ち上げ、そこからアニメや玩具へ広げる会社だった。その形が悪くなったわけではない。だが『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』が6機種で出たあたりから、最初から全部のハードに出す形へ移っていると見るのが自然だ。Steamが最初から並んでいるのは、海外と、PCで遊ぶ層を最初から数に入れているということだろう。

もう一つ、今回はリメイクと再始動が目立つ。初代『レイトン教授』、『妖怪ウォッチ2』、『スナックワールド』。いずれも10年前後に人気を得た作品で、当時遊んだ人はいま大人になっている。新規の『デカポリス』を除けば、狙いは「あのころ遊んだ人にもう一度」だ。2027年は、その答え合わせの年になる。


出典: レベルファイブ公式サイト「LEVEL5 VISION 2026 Ⅱ 夢」および公式トップページのタイトル情報。配信アーカイブは公式YouTube。各タイトルの詳細は公式サイト(レイトン教授と不思議な町 Remake/デカポリス/ホーリーホラーマンション/幻想世界のぷちぽよん/妖怪ウォッチ2 覇道)を参照。