10月19日予定の体験版、一般公開から限定体験会へ方針転換

Alliance Artsは、2026年10月19日に予定していた『PUKEY GODDESS SHOT TRICK』体験版の一般公開を中止し、参加者を限定したクローズド形式のオンライン体験会へ変更すると発表した。

一般公開を取りやめる一方、発売前にプレイヤーが実際にゲームへ触れられる機会は残す。オンライン体験会は応募者の中から抽選で参加者を決定する形式となり、参加には事前に提示される要件と、プレイ動画の投稿・配信に関するルールへの同意が必要だ。

判断の背景にある、管理上の難しさとAI模倣への懸念

一般公開の中止には、主に二つの理由が挙げられている。

一つは、プレイ動画の投稿や配信に一定の制限を設けた状態で体験版を公開しても、現在の運営体制ではルールを適切に管理し、必要な対応を取ることが難しいと判断したためだ。

もう一つは、公開された体験版をもとに、AIなどを使って本作の表現やゲーム内容を短期間で模倣・再現した作品が作られ、製品版より先に公開される可能性への懸念である。

『PUKEY GODDESS SHOT TRICK』は、悪魔を相手にショットグラスを使ったロシアンルーレットへ挑む、1人用の飲みサバイバルゲームだ。

画面には複数のショットグラスや手札、双方の酔い具合を示す数値が並ぶ。酩酊することで特殊な行動を取れる仕組みもあり、スクリーンショットでは「アイスピックで酔い覚まし」によって酔い度を下げる場面を確認できる。独特のビジュアルだけでなく、飲酒と駆け引きを結びつけたゲーム内容も、開発側が発売前の模倣を警戒する要素になっている。

応募からフィードバックまで、公式Discordで実施

オンライン体験会の申込フォームは、公式Discordで公開されている。参加希望者はDiscordへ加わり、案内に従ってフォームから申し込む必要がある。

参加者は応募者の中から抽選で決定。プレイ後の感想やフィードバックも公式Discordで募集され、ゲームの開始方法を含む体験会の詳細も同じ場所で案内される予定だ。

スクリーンショットでは、提示された出来事を受け入れるか拒否するかを選ぶ場面も見られる。ルール変更によって新たなボトルが加わるなど、一つの判断がその後の飲み比べへ影響する構成がうかがえる。

今回の変更は、体験機会そのものの撤回ではない。参加条件と情報公開の範囲を管理できる環境へ切り替え、発売前のフィードバック収集を続ける形だ。

酔うほど広がる駆け引き、その一端を抽選参加者が先行体験

ゲーム画面では、ショットを重ねるにつれて悪魔の表情や姿勢が変化し、双方の酔い具合も大きく動いていく。相手を先に酔い潰すだけでなく、手札や特殊効果をどう使うかが勝負を左右する作品となっている。

本作はAlliance ArtsとWHO YOUが開発し、Alliance Artsがパブリッシングを担当。Steamストアページでは日本語のインターフェース、フル音声、字幕への対応が案内されている。

一般向け体験版を待っていた人にとっては残念な変更だが、抽選制のオンライン体験会という形で発売前に触れる機会は用意される。参加を希望する場合は、公式Discordで申込方法、参加要件、動画投稿・配信ルールを確認しておきたい。