『Pony Island 2: Panda Circus』Steamプレイテストの受付がスタート

Daniel Mullins Gamesは、PC向け新作『Pony Island 2: Panda Circus』のパブリックプレイテストを発表した。2026年10月8日に配信されたインディーゲームショーケース「The Triple-i Initiative」で明らかにされたもので、現在はSteamストアページからアクセスをリクエストできる。

リクエストはプレイテストへの参加を希望するための手続きであり、申し込んだ時点で参加が確約されるわけではない。テストの実施期間、募集人数、アクセスを付与する条件については、記事執筆時点でストアページに詳しい記載がないため、参加希望者は今後の案内も確認しておきたい。

紹介動画

ポニーを世話した次の瞬間、横スクロールの戦いへ

本作を手がけるのは、『Inscryption』や2016年発売の『Pony Island』で知られるDaniel Mullins Games。物語では、若くして命を落とし「The Earth Prison」へ送られた放浪者が、地下世界を治める風変わりな神々と対峙する。魂と正気を保ったまま脱出することが目的とされている。

公開画面のひとつには、「DAY 1」と表示されたポニーの管理画面が登場。空腹と渇きのゲージを備え、ポニーに水を飲ませるよう促す会話も表示されている。一見するとレトロな育成ゲームだが、開発元はストアページで、本作が「ポニーについてのゲームではない」と明記している。

別の画面では、馬に乗った弓使いが異形の敵と戦う横スクロールアクションが描かれている。体力らしきハートや段階表示、武器アイコンを備えた画面構成からも、ひとつの形式に収まらない作品であることが伝わってくる。

ストアの説明では、プレイヤーが愛馬、USBメモリー、そして知恵を使い、神々のゲームを攻略、あるいは破壊するとされている。画面内のゲームを遊ぶだけでなく、その仕組み自体へ介入していく展開が待っていそうだ。

実写映像と見下ろし型バトル、ゲームの境界が次々に変わる

公開されたスクリーンショットでは、ピクセル調のインターフェース内に実写映像が映し出される場面も確認できる。画面には「King Yan」の名前と通話ボタンが表示され、ゲーム内の人物とビデオ通話をしているような構成になっている。

見下ろし視点の戦闘画面では、川が流れるフィールドを舞台に、剣や投げ縄らしき装備を持ったキャラクターが敵と向き合っている。画面下には3種類の能力スロット、右下には敵味方の配置を示すような小画面もあり、横スクロールの場面とは異なる戦術性を感じさせる。

こうした育成、アクション、見下ろし型バトル、実写映像の切り替わりは、本作が掲げる「時間、神話、神性、ビデオゲームを巡る幻想的な旅」を視覚的に表したものといえる。形式が変わるたびに、ゲームのルールそのものを読み直す必要がありそうだ。

石造りの遺跡に端末画面――コードへの干渉も再び

石造りの空間に埋め込まれたモニターには、ロック解除や機能の復元を思わせる文字列とコマンド入力欄が表示されている。古代の遺跡とコンピューター端末が同居する光景は、本作の神話的な世界とデジタルゲームの構造が密接に結び付いていることを示している。

『Pony Island 2: Panda Circus』の製品版は、2027年4月27日にPC(Steam)で発売予定。ストアページでは日本語のインターフェースと字幕を含む14言語への対応が案内されており、音声は英語に対応する。価格は記事執筆時点で発表されていない。

公式サイトではトレーラーやSteamのウィッシュリスト登録ページも案内されている。プレイテストで一足早く奇妙な世界を確かめたい人は、Steamから参加をリクエストし、アクセス状況を確認しておこう。