虚淵玄のデビュー作『Phantom PHANTOM OF INFERNO』、Steam版が本日発売

ニトロオリジンは、ハードボイルドADV『Phantom PHANTOM OF INFERNO』のPC(Steam)版を本日2026年9月4日(金)に発売した。タイトルはSteamストアページで購入でき、価格は3,500円(税込)。
対応言語は日本語・英語・中国語(簡体字)で、ボイスはフルボイス仕様ながら日本語のみの収録となる。対応OSはWindows 11、対象年齢は15歳以上推奨。シナリオは虚淵玄氏ほか、キャラクター原案は矢野口君氏が手がけている。作品の詳細は特設サイトでも確認できる。
暗殺組織「Inferno」と、記憶を失った少年

物語の発端は、裏社会を揺るがす一連のマフィア幹部暗殺事件だ。その裏には「Inferno」と呼ばれる正体不明の組織と、凄腕の暗殺者「Phantom」の存在が囁かれている。単身アメリカを訪れていた少年は、ひょんなことからこのPhantomと接触してしまう。相手は自分と歳の変わらない少女だった。

少年は記憶を失った状態でその少女に拾われ、暗殺者としての技を叩き込まれていく。優しさの介在しない緊張感が終始張り詰めており、ナイフや銃口が交差する場面の一つひとつに、後戻りできない運命の重さがのしかかる。
紹介動画
原点にして、ニトロプラスすべての始まり

本作は2000年にPCゲームとして発売された、ニトロプラス(現ニトロオリジン)の記念すべき第1作であり、虚淵玄氏にとってのデビュー作でもある。2001年にはDVD-PG版、2003年にはPlayStation 2版が発売され、2009年にはTVアニメ化。2013年には、TVアニメの要素を新たに加えた逆移植版がPC向けにリリースされた。今回のSteam版は、この2013年版と同一の内容になっている。

虚淵玄氏といえば、その後『魔法少女まどか☆マギカ』や『Fate/Zero』の脚本で広く知られることになる書き手だ。その原点にある容赦のない人間ドラマと駆け引きが、四半世紀以上を経た今、当時とほぼ変わらぬ形でSteamに刻まれることになる。
張り詰めた任務の合間に見せる、束の間の素顔

暗殺者としての厳しい任務の合間には、こうした年相応の何気ない一コマも用意されている。緊張と緩みが同居する構成も、本作が長く語り継がれてきた理由の一つだろう。
『Phantom PHANTOM OF INFERNO』Steam版はSteamストアページより本日発売中。続報や関連情報は特設サイトで随時公開される見込みだ。









