伝承の島「レムリア」で、音楽が希望になる

マダガスカルの民話と色彩豊かなアートに着想を得たアクションアドベンチャー『Kalanoro(カラノロ)』が、2026年9月24日に発売された。対応機種はPlayStation 5、Nintendo Switch、PC(Steam)で、プレイ人数は1人。CERO相当ではなく国際基準のIARCレーティングでは3歳以上とされている。
舞台は、伝承が息づく島「レムリア」。主人公のカラケリを操り、島を脅かす魔女ラネニーから故郷を守り抜くのが目的となる。開発は、マダガスカルを拠点とするスタジオRed Raketa Studio。パブリッシャーはNew Tales社とセガが共同で務める。日本向けの最新情報は公式サイトや、セガの公式Xの発売告知でも確認できる。
髪も武器も総動員。跳んで戦う島の道行き

カラケリの戦い方の柱は、自慢の髪と各種の武器だ。公開されているスクリーンショットでは、宙に浮かぶ金属の足場と、ドラムを模した丸い足場が連なる断崖のステージを、青い結晶を拾いながら進む場面が確認できる。画面の左上にはハートの体力表示、右上には集めた結晶の数が並び、探索とアクションを組み合わせた作りであることがうかがえる。

こちらは、水辺の岩場で青く光る生き物とともに進む場面。足場には太鼓のようなものも置かれ、島の風景そのものに音楽のモチーフが溶け込んでいる。緑と青が鮮やかな色使いで、民話の世界を歩いているような気分にさせてくれる。
キツネザルの仲間とバンド結成。拠点で紡ぐ物語

本作ならではの要素が、島に暮らすキツネザルのアーティストたちを救い出し、バンドを結成していく展開だ。ステージ上には、ギターやドラムを構える仲間たちと、中央でマイクの前に立つカラケリ。客席にはたくさんのキツネザルが詰めかけ、夕暮れの空の下でにぎやかなライブが繰り広げられている。バンドの運営は経営シミュレーション的な要素として盛り込まれているという。

拠点では仲間たちとの会話も楽しめる。画面はバスの屋根の上での一幕で、「Vazo」という名のキャラクターがカラケリに声をかけている。画面上部にはこれまでに出会った仲間たちのアイコンが並び、まだ出会っていない仲間は「?」で伏せられている。集める楽しさと、島の暮らしの温度を同時に味わえそうだ。
ローンチトレーラーと無料体験版で、まず触れてみる
紹介動画
発売にあわせて、公式のローンチトレーラーも公開されている。カラケリの冒険とキツネザルたちの演奏が交わる、作品の空気を短い映像でつかめる内容だ。
さらに、Steamでは序盤をプレイできる無料の体験版も配信されている。買う前に操作感や雰囲気を試したい人は、こちらから入るのが手軽だ。
価格と開発チームからのメッセージ
価格は、Nintendo Switch版とPC(Steam)版が2,709円(税込2,980円)、PlayStation 5版が2,700円(税込2,970円)。

Red Raketa Studioの共同創設者で、ナラティブ・レベルデザインを担当するディナ・ヴァリソア・ラツィセトライナ氏は、発売にあたり「長い年月をかけて作り上げてきた作品」であり、チームのルーツが詰まっていると語っている。ビデオゲームには、人々をまだ出会ったことのない世界や文化へつなぐ力があるとし、プレイヤーには新しい発見とともに、純粋に楽しい時間を過ごしてほしいという。
マダガスカルから届いた、音楽と伝承のアクションアドベンチャー。公式サイトや体験版から、島の空気を確かめてみてほしい。なお、パブリッシャーを務めるセガの情報はセガ公式サイトで案内されている。
© 2026 Red Raketa Studio SARLU及びNew Tales SAS








