発売から約2週間、9回の更新を重ねた『トラックフル』

ポケットペアパブリッシングは、物理演算×トラック配達シミュレーター『Truckful / トラックフル』について、発売から約2週間で計9回のアップデートを実施したと発表した。
本作は、ポーランドの開発スタジオ・MythicOwlが手がける配達ゲーム。荷台へ積んだ荷物を落とさないようピックアップトラックを走らせ、田舎町の住民から寄せられる依頼をこなしていく。Steam版とGoogle Play版は2026年10月9日、日本時間では10月10日午前1時に発売された。
今回配信されたパッチ1.1.0では、プレイヤーから要望が寄せられていた「谷を探索」モードが新たに加わっている。
物語を終えたあとも谷へ戻れる「谷を探索」モード

「谷を探索」は、メインストーリーをクリアするとメインメニューから選択できるようになるモードだ。物語中の災害が起きる前の谷へ戻り、残していたサイドミッションを進めたり、クリア済みのミッションへ再挑戦したりできる。
同モードでは、本編の進行データとは別のセーブデータを使用する仕組みを採用。本編の状態を保ったまま、谷の探索ややり込みを続けられる。
発売後のパッチ1.0.6では、将来実装されるモードとしてメニューに入口が用意されていたが、パッチ1.1.0で実際に遊べる機能として開放された形だ。
ジャーナルからミッションを選び、配達へ再挑戦

「谷を探索」モードでは、ジャーナルから過去のミッションを選んで再プレイできる。通常の配達に加えて、制限距離内で荷物を届ける「Clocked Mileage」や、設定された時間内の完了を目指す追加目標にも改めて挑戦可能だ。
パッチ1.1.0では、サイドミッションでもGPSによるルート案内が機能するようになったほか、再プレイ中のミッションを中止した際、開始地点のチェックポイントへ戻るよう改善された。
このほか、荷台の種類に応じて荷物が受ける衝撃ダメージを示す「Cargo Protection」の追加、ガレージに表示される車両性能値の精度向上、鉄道トンネルやバンカー用マップの追加なども行われている。詳しい変更内容はSteamの公式ニュースで確認できる。
カメラ、進行方向、物理挙動も継続的に改善

発売後に配信された一連のパッチでは、運転中の手動カメラ操作や、タイヤの向きに応じて進行方向を示すガイド機能などが追加された。パッチ1.1.0では、マウスの右ボタンを押しながらドラッグするカメラ操作にも対応している。
路面の段差などでトラックが大きく跳ね上がる現象や、車輪が地形へ引っかかる問題、荷台から外れた荷物の判定なども修正。ミッションの制限時間と走行距離については、小数点以下の扱いが見直され、表示上の目標を達成していれば正しくメダルを獲得しやすくなった。
開発チームは公式DiscordとSteam Discussionsで意見や不具合報告を受け付けている。短期間に更新を重ねている点からも、寄せられたフィードバックを遊びやすさの改善へ反映していることがうかがえる。
荷物を守りながら、手描きの田舎町を走り抜ける

『Truckful / トラックフル』では、荷物の形、大きさ、重さ、壊れやすさを考えながら荷台へ積み込み、曲がりくねった田舎道や悪路を走って目的地を目指す。トラックを強化すると機動性や積載量が向上し、新しい装備によって探索範囲も広がっていく。
町外れにある古い森には不気味な伝説と秘密が残されており、配達を通じて住民とのつながりを深めることが、その謎へ迫る手がかりとなる。ゲームの雰囲気は、ポケットペアパブリッシングが公開している日本語字幕版ローンチトレーラーでも確認可能だ。
Steam版とGoogle Play版の通常価格は、ともに2,200円(税込)。発表時点では10%オフの1,980円(税込)で販売されている。購入や最新価格の確認はSteamストアまたはGoogle Playストアから行える。Steamでは他作品と組み合わせたバンドル商品も販売中だ。
なお、PlayStation®4版とPlayStation®5版も発売予定だが、発売日は未定となっている。
MythicOwlとポケットペアパブリッシングが展開
インディーゲーム開発者や小規模スタジオに対し、資金提供、開発支援、パブリッシングを行うポケットペアのレーベル。
開発元のMythicOwlはポーランドを拠点とするゲームスタジオ。『トラックフル』の情報はMythicOwl公式サイトと公式X「@MythicOwlGames」でも発信されている。
販売を担当するポケットペアパブリッシングの事業内容や、開発支援に関する問い合わせ窓口は公式ページで確認できる。








