KRAFTONが見せた5枚のカード、gamescom 2026で新体制が本格始動

KRAFTONは、ドイツ・ケルンで開催中の「gamescom 2026」の公式番組「Opening Night Live」にて、新作5タイトルの最新映像を公開した。『PUBG: DED.NET』を筆頭に、『NO LAW』、『TARAE: The Unbound』、『Age Twisters』、『Project ZETA』という、ジャンルもテイストも異なる5本が一堂に並んだ。KRAFTONは「PUBGが時間を乗り越えてファンに届いたように、これらのゲームも多くのファンに愛されることを願っている」とコメントしており、単発のヒット狙いではなく、長期的に育てるグローバルIPの創出を見据えた発表であることがうかがえる。

紹介動画

『PUBG: DED.NET』――バトルロイヤルの常識を壊すローグライトPvP

今回の目玉のひとつが、公式サイトとあわせて初公開された『PUBG: DED.NET』だ。開発を手がけるのはPUBG STUDIOS。舞台は1996年の架空の地域「Cascadia」で、従来のバトルロイヤルとは一線を画す、ラン単位で挑むローグライト形式のPvP FPSとして設計されている。公開された映像では、PUBGシリーズならではの緊張感を保ちながらも、新しい進行構造が確認できる。クローズドベータテストの参加登録も開始されており、いち早く手触りを確かめたいファンは動きを追っておきたい。

サイバーノワール都市「Port Desire」を駆ける『NO LAW』

Neon Giantが開発する『NO LAW』は、Unreal Engine 5で構築されたサイバーノワール都市「Port Desire」を舞台にする、イマーシブなオープンワールドFPS RPGだ。プレイヤーの選択によって物語の展開が変化する作りで、公式サイトと公開映像ではその雰囲気を確認できる。対応プラットフォームはSteam、Epic Games Store、Xbox、PlayStation Storeと幅広く、最新情報は公式Discordや公式YouTubeでも発信されていく予定だ。

六道輪廻を戦場に――東洋ダークファンタジー『TARAE: The Unbound』

『TARAE: The Unbound』は、仏教における六道輪廻と業(カルマ)を世界観の中心に据えた東洋ダークファンタジー・アクションだ。15〜17世紀の東アジア美学を融合させたビジュアルに、東洋文化から着想を得た独自クラス「萬神」などが登場する。公開映像では重厚な世界観の一端が確認でき、対応プラットフォームはSteamを予定している。

祖父と孫娘、四つの時代を旅する『Age Twisters』

Piccolo Studio開発の『Age Twisters』は、祖父と孫娘という二人の主人公を操作する協力型アドベンチャーだ。幼少期・青年期・成人期・老年期という四つの時代を行き来しながら物語を進める仕組みで、世代間の違いそのものをゲームプレイに落とし込んでいる点がユニークだ。公式サイトと公開映像が公開されており、Steamでの展開が予定されている。

レーンなき三人称アリーナ『Project ZETA』

NIRVANANA Studioが手がける『Project ZETA』は、三人称視点のマルチチーム・タクティカルアリーナ(MTA)。3名編成×4チームが重要オブジェクトを巡って激突する対戦形式で、既存の対戦タイトルにありがちな「レーン」の概念をあえて排除した設計が特徴だ。公式サイトと公開映像に加え、Steam(PC)とPlayStation 5向けの展開が予定されている。9月4日から6日にかけてはコミュニティテストの実施も予定されており、続報は公式Discordで確認できる。

気になる一本を、続報とともに追いかけたい

ジャンルもトーンも異なる5本を一度に披露したことは、KRAFTONが単一IPに依存しない体制へと舵を切っていることの表れといえる。各タイトルの詳細な発売時期や価格は現時点で明らかになっていないが、KRAFTON詳細情報ページやgamescom関連ページで今後の続報が発信されていく見込みだ。気になるタイトルを見つけたら、それぞれの公式サイトやSNSをチェックしておきたい。