からくり陰陽生ナビ之介、20年を経て動き出す妖怪RPGの正体

株式会社ハピネットは、インディーゲームレーベル「Happinet Indie Collection」より、妖怪収集ドットRPG『妖怪バスター ナビ之介』をNintendo SwitchとSteamで2027年に発売すると発表した。開発を手がけるのは株式会社KOHACHI STUDIO。価格や具体的な発売日は今後の発表を待つ形で、現時点では続報待ちの段階にある。

紹介動画

公開されたトレーラーでは、からくり仕掛けの主人公「ナビ之介」と、彼が旅する古き日本の空気感を確認できる。対応言語は日本語・英語・簡体字中国語・繁体字中国語・韓国語の5言語で、1人プレイ専用のタイトルとなっている。

架空の古代日本で紡がれる、千年をまたぐ物語

物語の舞台は架空の古代日本。見習い陰陽生「ナビ之介」は、現代の魂と繋がったからくり仕掛けの体を持ち、各地で起こる妖怪騒動を解決してまわる。冒頭で描かれる自己紹介シーンからも、朴訥としながらどこか愛嬌のあるキャラクター性がうかがえる。

道中では、傷だらけの陰陽師からナビ之介へ「京の本部より至急帰還命令が出ている」と告げられる場面も。のどかな旅路の裏で、物語を大きく動かす緊迫した展開が待ち受けていることを予感させる一幕だ。

200体超の妖怪と挑む、属性を活かしたターン制バトル

バトルは味方妖怪と敵妖怪が向き合うターン制。画面には「アミキリ(4段)」対「シキガミ(4段)」といった段位表示があり、妖怪ごとに育成度合いを示す指標が用意されているようだ。水・火・化・泡・地といった属性同士にはジャンケンのような有利不利の関係があり、相性を読んだ立ち回りが求められる。

編成画面では、バトル妖怪1体とサポート妖怪3体という布陣が確認できる。水属性の妖怪「ネネコ」は12段まで育っており、体力・妖力ともに数値で管理される仕組み。本作には200体以上の妖怪が登場し、時に敵として、時に仲間として関わってくるという。

『メタルスラッグ』『R-TYPE』を手がけた開発陣が挑む温故知新の一作

本作を手がけるKOHACHI STUDIOは、2000年代初頭にアーケードゲーム業界で活躍したakio氏らが中心となって設立された開発チームで、『メタルスラッグ』や『R-TYPE』といった名作の開発に携わったスタッフを擁する。『妖怪バスター ナビ之介』はその頃に構想が練られながら日の目を見なかった企画で、約20年の時を経て現代向けに磨き直され、今回のリリースへとつながった。

開発者本人も公式X(@RyoSK1942)で本作への思いを綴っており、当時のドット絵資産を活かしながら制作を進めてきた経緯がうかがえる。パブリッシングを担うハピネットの最新情報は公式X(@happinet_game)やハピネット公式サイトでも随時発信される予定だ。

株式会社ハピネット

株式会社ハピネット

ハピネットはゲームやホビー、映像ソフトなど幅広い分野を手がける総合エンタテインメント企業。インディーゲームレーベル「Happinet Indie Collection」を通じ、個性豊かな開発者の作品を送り出している。

ゲーム画面で覗く、拠点の暮らしと妖怪バスターの日常

時刻設定と休息のシーン
時刻を設定して休む拠点でのひとコマ
物資が並ぶ拠点の一室
本棚や物資箱が並ぶ拠点の一室
本部からの帰還命令を受ける場面
陰陽師から帰還命令を受ける道中の一幕

戦闘やイベントシーンだけでなく、時刻を設定して休息をとる場面や、物資の並ぶ拠点内を歩き回る様子も確認でき、妖怪騒動の合間に垣間見える生活感も本作の見どころのひとつになりそうだ。

現時点ではSteamページが公開中、続報を待ちたい

『妖怪バスター ナビ之介』は現在Steamストアページが公開されており、ウィッシュリスト登録が可能。発売時期は2027年予定とされているが、具体的な日付や価格はまだ明かされていない。20年越しに動き出した妖怪RPGが、どのような形で完成を迎えるのか。今後の続報に注目したい。