10年ぶんの旅路が、そのままポケットへ

Hello Gamesは、宇宙探索サバイバル『No Man’s Sky』のiOS版を発表した。対象はiPhoneとiPadで、リリース日は公式ブログの表記では10月28日、日本では10月29日と伝えられている。公式サイトの記載にタイムゾーンの指定はないため、配信開始の正確な時刻はストアの案内で確認しておきたい。

本作は2016年に発売され、拡張を重ねながら長く続いてきたタイトルだ。iOS版は簡易版ではなく、これまでに積み上げられてきた40以上の大型アップデートをすべて含む。直近では、数週間前に公開されたアップデート「COSMOS」も収録されている。

無料で触れる入口と、予約の受付状況

iOS版は、ローンチ時点で無料で試せる形で提供される。価格体系について公式ブログに詳細な金額の記載はないため、どこまでが無料の範囲になるのかは、ストアページでの案内を待つことになる。

予約注文は、AppleのIndie Games Weekの一環として、すでにApp Storeで始まっている。ファイルサイズは4GB未満とされ、ワンタップで入手できる手軽さも売りだ。

対応機種と、遊べる範囲のちがい

対応端末はiPhone 11、および第3世代のiPad Air以降。初代から続く空の旅や惑星探索はこの範囲で楽しめる。一方、拠点づくりの要素である惑星の開拓地(Planetary Settlements)は、iPhone 15 Pro以降が条件となっている。

マルチプレイヤーは非対応で、一人旅のスタイルが基本になる。プレイ中は、宇宙船の操縦、徒歩での探索、一人称・三人称の切り替え、乗り物やメカでの移動といった、本作ならではの遊びが一通りそろう。

手元で遊ぶための操作と最適化

モバイル向けには、タッチ操作が一から作り直された。ゲームパッドにも対応しており、TVへのキャスト出力も可能だ。iPadでは、マウスとキーボードでの操作もできる。

また、長時間の旅でも端末への負担が増えすぎないよう、バッテリー消費と発熱の面でも最適化が施されたとされる。通勤中の短い時間から、腰を据えた長い探索まで、遊び方の幅は広い。

気になる人は、まず対応機種を確認

広大な宇宙を端末の中で都度生成する本作の仕組みが、モバイルでも維持されている点は大きな魅力だろう。AppleはかつてiPad・Mac向けの提供を発表し、Mac版は2023年6月にSteam経由で公開されていた。その流れを経て、いよいよiPhoneにも航路が開かれる。

気になる人は、まずApp Storeのページで自分の端末が対応しているかを確かめ、予約を済ませておきたい。ローンチ後は、無料で試せる範囲を実際に触って、その手応えを確かめるとよいだろう。