AIの力を借りて開発、Switch 2向けエクスプロイト『ns2jb』が登場
開発者のSammy Hajhamid(通称pepsipu)が、Nintendo Switch 2向けのソフトウェアのみで動作するエクスプロイト『ns2jb』を公開した。発表は2026年10月22日付のpepsipuの公式Xポストで行われたとされる。ただし、ポスト本文そのものは編集部で取得できておらず、以下の内容は複数の報道に基づく。
約2週間、AIと進めた脆弱性調査
報じられているところによると、pepsipuはOpenAIのCodexを使って脆弱性の調査やエクスプロイトの一部開発を進め、開発期間は約2週間だったという。AIエージェントが本体と対話して出力を確認できる環境も整えたとされ、AIを開発作業に組み込んだ点が今回の話題性につながっている。
最初に試みたWebKit(ブラウザ)経由の方法は失敗に終わり、その後ファイルシステムサービスの悪用で突破口を開いたと伝えられている。研究にはSwitch 1版『SmileBASIC 4』(米eShopで約25ドル)の脆弱性が使われたとの情報もある。
「完全な脱獄」ではない テザード方式という条件
対応するファームウェアは23.0.1と報じられている。重要なのは、再起動のたびにエクスプロイトを再実行する必要がある「テザード」方式で、完全なカーネルレベルの脱獄ではないという点だ。見出しに踊る「脱獄成功」という言葉ほど、できることは広くないと受け取っておくのが妥当だろう。
なお、任天堂からの公式声明は現時点で確認できていない。今後のアップデートで対策される可能性もあるため、続報には注意したい。
Switch 2をめぐるこれまでの動き
背景として、2025年6月にはDavid BuchananがSwitch 2でユーザーランドROPチェーンによるコード実行を示したと報じられた。また2026年7月にはGezineがSwitch 1/2向けのユーザーランドエクスプロイトを公開したとされる。今回の『ns2jb』は、こうした流れに続く動きとして注目されている。








