1991年の名作『タンブルポップ』、36年越しの復活

1991年にDATA EASTが世に送り出したアーケードアクション『タンブルポップ』が、『タンブルポップ:メモリーズ』として蘇る。日本での発売予定日は2027年1月21日(木)、Nintendo Switch向けにパッケージ版・ダウンロード版の両方で展開される。

開発を手がけるのは韓国のCRT GAMES公式サイト、パブリッシングはゲームブランド「DAEWON MEDIA GAMELAB」を運営するDAEWON MEDIA GAMELAB公式サイトが担当する。最新情報は同社のInstagramでも発信されている。原作の著作権はG-MODE Corporationが保有しており、本作はその公認のもとで制作された一作だ。

紹介動画

敵を吸って投げ返す爽快感はそのままに、二つの原点も丸ごと収録

生みの親であるDATA EASTが手がけた原作は、敵をバキュームで吸い込み、そのまま投げつけて倒すという独自のアクションで人気を博した。本作はその爽快感を継承しつつ、見た目を大きく刷新している。

新旧のキャラクターを見比べると違いは一目瞭然だ。ドット絵らしい武骨な主人公たちが、陰影の効いた丁寧なイラストと親しみやすい顔立ちのキャラクターへと生まれ変わっている。タイトル画面のメニューには「REMAKE ARCADE」に加えて「ORIGINAL ARCADE, 1991」「ORIGINAL GAME BOY, 1992」の項目が並び、当時のグラフィックそのままで両バージョンを遊べる仕様だ。

100だったステージが130に、世界各地を巡る新展開

原作の100ステージから、新規に30ステージを追加した全130ステージへと大幅増量されているのも今回の目玉だ。スフィンクスがそびえるエジプトの遺跡や、自由の女神が見守るニューヨークの街並みなど、舞台は世界各地に広がる。

赤く染まった富士を望むステージでは「悪」の文字を掲げただるまのボスが待ち構え、コインを撒き散らす敵も登場する。

キリスト像が見下ろすリオデジャネイロの山肌など、原作にはなかった新たな敵やギミックも各地に用意されている。最大2人協力プレイに対応しており、二人で息を合わせてステージを駆け抜けられる。

アーケードとゲームボーイ、当時の空気もそのまま体験できる

タイトル画面のメニューには「ARCADE」「SURVIVAL」「BOSS RUSH」「TUM TUM」「HI-SCOREBOARD」「GALLERY」「OPTIONS」といった項目が並ぶ。ライフ1つで即ゲームオーバーとなるSURVIVALや、ボスと連戦するBOSS RUSHなど、新規モードも充実している。

「ORIGINAL ARCADE, 1991」を選べば、モスクワの寺院を思わせる背景で風船に乗った巨大道化師のボスと戦うなど、当時のアーケード版そのままの見た目と難易度を体験できる。

一方の「ORIGINAL GAME BOY, 1992」では、グレースケールの携帯機らしい表示とボタン配置を忠実に再現。据え置き機でありながら、あの頃の携帯ゲームの手触りをそのまま味わえる作りになっている。

ギャラリーで振り返る『タンブルポップ』の歴史

GALLERYモードでは、当時のキーアートやアーケードフライヤー、マニュアル、コンセプトアートなどの資料を閲覧できる。「RETRO JUKEBOX」の項目もあり、原作の楽曲を聴きながら資料をめくることも可能だ。

パッケージ版と豪華限定版、予約は各ストアで受付中

パッケージには「2027年01月21日(木)発売予定」「予約受付中」の帯とともに、風船に乗った巨大道化師や雪だるま、ミイラ、ドラゴンといったおなじみの敵キャラクターがひしめくイラストが描かれている。CERO A(全年齢対象)指定で、CRT GAMESとDAEWON MEDIAのロゴも並ぶ。

通常版に加えて、特製BOX入りの限定版も用意される。中身は本編ソフトのほか、復刻版アーケードフライヤー3枚、アートカード4枚、ミニアートブック、英文取扱説明書、オリジナル・サウンドトラックCDと盛りだくさんだ。

予約はAmazon.co.jpのほか、アキバ☆ソフマップ・ドットコム、ゲオオンラインストア、Joshin webショップ、ヨドバシ.com、ビックカメラ.com、ヤマダウェブコム、楽天ブックス、WonderGOO、あみあみ、アニメイト、ゲーマーズオンラインショップ、ネオウイングなど、各ショップで受付中だ。

DAEWON MEDIA CO., LTD

DAEWON MEDIA CO., LTD

1977年設立、韓国・ソウルを拠点とする企業。ゲームブランド「DAEWON MEDIA GAMELAB」を通じて『タンブルポップ:メモリーズ』のパブリッシングを担当し、北米・欧州展開ではPlayasiaと協業する。

かつてゲームセンターの片隅で遊ばれたバキュームアクションが、36年の時を経て新たな街並みと共に帰ってくる。発売までまだ時間はあるが、気になった人は今のうちにウィッシュリストや予約リストに加えておきたい一本だ。