24年ぶりに蘇る「紅魔郷」、待望のコンシューマ移植で配信開始

2002年に頒布された東方Projectシリーズの記念碑的作品『東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.』を現代向けに作り直したリメイク『東方紅魔郷:New Classic』が、2026年9月10日にPC(Steam)、PlayStation 5、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2向けに同時配信された。開発はZUN氏らによるサークル「上海アリスReprise」、販売はアライアンス・アーツが担当する。
本作は東方Projectの公式シューティングとして初めてコンシューマ機向けにリリースされたタイトルであり、原作としても初の公式ローカライズとなる。対応言語は日本語・英語・簡体字中国語・繁体字中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語・スペイン語(スペイン/ラテンアメリカ)・ロシア語・ポルトガル語(ブラジル)・イタリア語の11言語に及び、これまで同人シューティングとして親しまれてきた作品が、初めて世界中のプレイヤーに向けて自国語で届けられることになる。
紹介動画
グラフィックも音楽も一新、それでも「あの頃」を選べる二本立て

『New Classic』ではグラフィックが高解像度化され、BGMは全曲をZUN氏自らがアレンジし直している。上の画像はステージ2「湖上の魔精 ~ Water Magus」のワンシーンで、湖上に現れた氷精・チルノとのやり取りが描かれている。かつてのドット絵に近い雰囲気を保ちながらも、キャラクターの表情や演出は現代のシューティングとして違和感のない密度に仕上げられている。

ステージ3「紅色の境 ~ Scarlet Land」の実プレイ画面では、紅魔館へと向かう道中で天使型の敵が弾幕を放ち、プレイヤーは無数の弾の隙間を縫うように立ち回ることになる。単に見た目を塗り替えただけでなく、当たり判定やスコア表示まわりも含めて丁寧に手が入れられているのが分かる一枚だ。
注目したいのは、2002年当時のゲームをできる限り再現した「東方紅魔郷:Classic」が同梱されている点。New Classic購入者には無料で付属する形で提供され、Classic単体のみの購入はいずれのプラットフォームでも不可となっている。作り直された新版と、当時の記憶そのままの旧版を一本のパッケージで行き来できるのが、本作最大の特徴と言える。
スペルプラクティスや残機無限モードも追加、紅魔館の強敵たちに挑める

新要素として、狙った弾幕だけを繰り返し練習できるスペルプラクティスモードや、残機を気にせず腕試しできる残機無限モードが追加された。上の画像はEXTRAステージ「東方紅魔狂 ~ Sister of Scarlet」の一幕で、紅魔館の従者・十六夜咲夜と、地下に封じられたフランドール・スカーレットとの掛け合いが描かれている。

フランドールとの戦闘では、禁忌「フォーオブアカインド」や恋符「マスタースパーク」といったスペルカードが繰り出される。極彩色の弾幕が画面いっぱいに広がる様子は、シリーズの中でも屈指の難所として知られるEXTRAステージらしい緊張感だ。

そしてEXTRAステージの主、紅魔館の当主レミリア・スカーレットが放つ禁弾「スターボウブレイク」も健在。新モードで追加された練習機能を使えば、こうした難関スペルカードにも一枚ずつ向き合いながら攻略を進めやすくなっている。
価格と対応機種、まずはストアページをチェック
通常版は1,990円(税込)、サウンドトラックが同梱されたデラックス版は2,966円(税込)で、いずれもSteam、PlayStation 5、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2の各ストアで購入できる。記事執筆時点でのSteamユーザーレビューは2,425件、評価は「圧倒的に好評」で好評率98%と、配信直後から高い評価を集めている。
続報や最新情報は公式Xや公式YouTubeで随時発信される予定。24年前の名作が新旧二つの姿で並ぶ今回のリメイク、まずはストアページで自分のプラットフォーム向けの情報を確認しておきたい。










