魔力を持たない末娘が挑む、大魔女の島――『マナアルケミー』発表

株式会社メタスラは、新作『マナアルケミー(Mana Alchemy)』を発表した。ジャンルは「ヴァンサバライク」のオープンワールドRPGで、対応プラットフォームはPC(Steam)、コンソール版は対応プラットフォーム未定。発売予定は2027年としている。

メタスラは愛知県名古屋市中川区に拠点を置く開発会社で、代表取締役社長は中島克征氏。前作は異世界を釣りで巡るアクションRPG『シーファンタジー(Sea Fantasy)』で、累計販売数5万本以上を記録している。今回の『マナアルケミー』はその開発元による新規タイトルとなる。

母に見捨てられた少女マーリンと、話す魔導書「ハーレイ」

物語の主人公マーリンは、大魔女ダウェドが持つ8人の娘のうち、唯一魔法の才を持たずに生まれた少女だ。5歳の誕生日の夜、才のない娘として見捨てられてしまうマーリンだが、話す魔導書「ハーレイ」の力によって生き延びる。

舞台となるのは、大魔女に支配された島「シュダル」。物語の結末は、マーリンが「復讐」と「赦し」のどちらを選ぶかによって変化するという。魔力を持たなかった末娘が、姉たちや母である大魔女とどう向き合うのか――重みのあるダークファンタジーとして描かれる。

呪文をパズルのように組む魔導書、そして錬金でオリジナルの一撃を

戦闘の核となるのが、魔導書に呪文をセットする独自システムだ。マス目状のページに習得済みの呪文を配置していくと、その組み合わせに応じて攻撃パターンが自動で決定される。パズルを解くような感覚で、自分だけの戦い方を組み立てられる仕組みになっている。

呪文そのものも、フィールドで集めた素材と習得済みの魔法を組み合わせる「錬金」によって新しく生み出すことができる。画像では、魔物素材「悪魔の鱗」と植物素材「森の実」を組み合わせ、近距離攻撃呪文「ウィンドスラッシュ」を錬成する様子が確認できる。このほか、杖を装備することで発動できる固有の「究極魔法」や、フィールド上の「マナクリスタル」を解放してエリアを浄化する要素も用意されている。

シームレスに繋がる島シュダルで、群れなす魔物や巨獣に挑む

戦闘画面では、ゴブリンや樹木のような姿の魔物、岩の巨体を持つ魔物などが群れをなして押し寄せ、遠距離魔法と近距離魔法を切り替えながら次々となぎ払っていく様子が確認できる。

道中では、青いバラのような姿をした巨大なボス「迫い寄る青 ゾルム」との戦闘も描かれている。オープンワールドとして探索できる島シュダルには、こうした強敵との遭遇も待ち受けているようだ。

発売は2027年、続報はSteamとXで

『マナアルケミー』は現在、Steamにてストアページが公開されており、日本語を含む複数言語のインターフェース・フルオーディオ・字幕に対応する予定だ。アナウンストレーラーも公開されている。

紹介動画

続報は、開発元メタスラの公式Xや、公式サイトで発信される見込みだ。魔力を持たない少女が大魔女の島でたどる復讐と赦しの物語、そして魔導書と錬金を組み合わせた戦闘システムに、2027年の発売までじっくり注目しておきたい。