東京ゲームショウで2冠、ガラクタから生まれる怪物『メカニマル』

株式会社講談社は2026年9月19日、講談社ゲームラボが手がける新作『Legacy Code(レガシーコード)』が、東京ゲームショウのインディーゲームコンテスト「センス・オブ・ワンダー ナイト2026」にて「ベスト・テクノロジカル・ゲーム賞」と「ベスト・アーツ賞」の2部門を受賞したと発表した。世界中から寄せられた1500件を超える応募の中から選ばれたファイナリスト8作品の一角として、技術面とビジュアル面の両方で高い評価を得た形だ。

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「マリオネットエンジン」が生む、予測不能な怪物たち

『Legacy Code』は、有機物から無機物まで多種多様な素材パーツを組み合わせ、未知の生物兵器「メカニマル」を作り上げる物理シミュレーションゲームだ。ゲームサイクルは「つくる(組み立てる)」「たたかう(組み上げたメカニマルを動かして敵と戦う)」「あつめる(戦いの中で新たなパーツを手に入れる)」の3本柱で構成されている。

腕やパーツ台座となる箱だけでなく、レコードプレーヤーや入れ歯、扇風機、獅子舞の頭、招き猫、サボテン、鎖といった、一見ゲームに不釣り合いな品々までもがパーツとして並ぶ。最大の特徴は、独自開発の物理エンジン「マリオネットエンジン」だ。どんな組み合わせでも破綻することなく動かせるため、制作者本人にもどう動くか読めない、予測不能なメカニマルが生まれるという。

荒野を駆けるガラクタの怪物、戦いと成長

戦闘パートでは、組み上げたメカニマルを操作して敵を倒しながらステージを進んでいく。蜘蛛のような複数の脚に、ブラウン管テレビの頭を乗せた個体が、炎を吐く敵を相手に荒野を駆け回る場面も確認できる。

戦いを重ねてパーツを集めるほど、メカニマルはより大きく複雑な姿へと組み替えられていく。招き猫の頭に龍の顔をあしらった腕、無数の脚を持つ大型の個体も登場し、育成と改造を繰り返す楽しさが伝わってくる。

小さなルービックキューブの頭を持つ個体から、巨大な蜘蛛型の姿まで、メカニマルは組み合わせ次第で見た目も戦い方も大きく変化する。

開発は初リリースの『127号室』、Steamで2027年発売予定

開発を手がける127号室にとって、独自の物理システム「マリオネットエンジン」を開発した本作が初のリリース作品となる。対応プラットフォームはPC向けSteamで、発売時期は2027年を予定、価格は未定。対応言語は日本語・英語・中国語簡体字が予定されている。Steamストアページはすでに公開されており、続報を待つ間にウィッシュリストへ登録しておくとよいだろう。

株式会社講談社

株式会社講談社

出版大手・講談社が展開する新規事業「講談社ゲームラボ」を運営する企業。作家・クリエイターの知的財産をゲームという新しい形で世に送り出す取り組みを行っており、『Legacy Code』はそのパブリッシングタイトルの一つ。

講談社ゲームラボのパブリッシングタイトルが「センス・オブ・ワンダー ナイト」で受賞するのは2年連続で、ベスト・アーツ賞の受賞も2年連続となる。最新情報は講談社ゲームラボ公式サイトや公式Xで随時発信される予定だ。