イオンファンタジーの2026年2月期 決算補足資料について、主要KPIとスライドの要点を整理した。数値・画像は発表元の公開資料に基づく。

## 決算サマリー
2026年2月期 連結実績
売上高
932.9億円
前期比 +6.9%
前期差 +60.5億円
営業利益
61.1億円
前期比 +40.7%
年初公表比 83.8%
経常利益
73.6億円
前期比 +113.9%
年初公表比 129.1%
親会社株主に帰属する当期純利益
27.9億円
前期差 +46.1億円
年初公表比 111.6%
2027年2月期 連結予想
売上高
980億円
前期比 +5.0%
営業利益
80億円
前期比 +30.8%
経常利益
63億円
前期比 -14.4%
当期純利益
30億円
前期比 +7.5%
## スライド全ページ
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 1ページ
P1資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 2ページ
P2資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 3ページ
P3資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 4ページ
P4主要株主はイオン株式会社(60.48%)で、従業員は7,947名(2026年2月末時点)。事業はアミューズメント施設とプレイグラウンドの運営。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 5ページ
P5売上高は2025年で932億円(国内755億円・海外180億円)、店舗数は1,303店舗まで拡大し、1,000店舗超えの規模になっている。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 6ページ
P6「こどもたちの夢中を育み、えがおあふれる世界をつくる。」が同社のパーパス。効率化だけでなく、こどもの笑顔への取り組みを軸に据える。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 7ページ
P7店舗数は日本788店舗、マレーシア128店舗、中国117店舗。店舗数ベースで国内はアミューズメント95%、海外はプレイグラウンド54%が中心。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 8ページ
P8アミューズメント事業の売上構成比は、標準店が89.0%から87.0%へ、専門店が11.0%から13.0%へと、専門店の比率が上昇している。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 9ページ
P9プレイグラウンド事業の2025年構成比は、大商圏型の標準店が70.4%、中小商圏型が9.6%、その他が20.1%で、大商圏型が柱になっている。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 10ページ
P10その他事業の売上構成は、温浴事業が54.7%で最大、オンライン事業が31.6%、地域共生事業が13.6%となっている。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 11ページ
P11海外の国別売上構成比はマレーシアが32.0%で最大、次いでフィリピン19.9%、インドネシア17.6%、中国15.8%と続く。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 12ページ
P12資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 13ページ
P13売上高93,290百万円(前期差+6,049)、営業利益6,114百万円(+1,770)、経常利益7,358百万円(+3,918)と、売上・営業・経常がそろって過去最高を更新した。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 14ページ
P14国内は営業利益7,019百万円で稼ぐ一方、アセアンは営業利益465百万円(△724)と減益、中国は営業利益△1,368百万円と赤字だった。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 15ページ
P15資産合計は64,228百万円(+10,555)、負債合計は56,214百万円(+9,383)、純資産合計は8,014百万円(+1,171)で、負債の増え方が大きい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 16ページ
P16営業CFは11,598百万円、投資CFは△14,856百万円と出店投資が先行し、借入で補って期末の現金及び現金同等物は7,792百万円(+1,651)となった。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 17ページ
P17当期合計は1,303店舗で、日本788店・アセアン398店・中国117店。当期累計の新店は257店、閉店は182店だった。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 18ページ
P18資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 19ページ
P19国内の施策は評価◎、アセアンの既存店深化は△(改善中)、中国のプレイグラウンド転換は×で、売上構成比は国内81%、アセアン16%、中国3%。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 20ページ
P20資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 21ページ
P21国内は売上高75,516百万円(前期差+6,047)、営業利益7,019百万円(+808、公表比108.0%)で、売上・利益ともに3期連続の過去最高を更新した。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 22ページ
P22年度累計売上高は755億円で、標準店が651億円と過去最高、専門店が103億円まで伸び、専門店の構成比は13.6%となった。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 23ページ
P23営業利益は前年同期の6,211百万円から7,019百万円へ+808。既存店売上増加827が、人件費増△535・償却費増△90を吸収して増益に貢献した。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 24ページ
P24資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 25ページ
P25プライズ部門の売上高は前期比108.0%、既存店は105.3%で、キッズプライズが118.3%と全体を牽引した。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 26ページ
P26メダル部門は売上高が前期比101.1%、既存店102.0%、会員数は109.5%と、会員増を背景に売上も小幅に伸びた。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 27ページ
P27体感部門は売上高が前期比110.5%、既存店112.3%で、よくばりパスの売上高は103.2%。マイよくばりパスは33店舗まで拡大した。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 28ページ
P28カード部門は売上高が前期比112.4%、既存店113.3%と好調で、新機種のオレカバトル2は市場シェア率46%と紹介されている。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 29ページ
P29デジタル会員数は前期末比219.9%の累計約331万人に拡大し、LINE公式アカウントは約209万人、トットットは約122万人。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 30ページ
P30資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 31ページ
P31専門店は店舗数・売上高ともに拡大し、カプセルトイ専門店は累計244店舗で5,357百万円、プライズ専門店は累計84店舗で4,760百万円。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 32ページ
P32クレーン横丁 極は1,000〜3,000㎡の広い店内で食料品や生活雑貨を揃え、想定年商は3億円〜15億円とモーリーファンタジー平均1.2億円を上回る。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 33ページ
P33クレーン横丁 極の1号店は計画年商約5億円に対し進捗約110%、2号店は計画年商約15億円に対し約120%と、計画を超える推移。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 34ページ
P34プレイグラウンドは「のびっこ」を初出店し当期10店舗、「ちきゅうのにわ」は当期11店舗で累計19店舗、今後は大型施設で~50店舗を見込む。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 35ページ
P35資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 36ページ
P36アセアン事業は売上高15,222百万円と4期連続で過去最高だが、営業利益は465百万円(前年1,190)と減益。償却前営業利益は4,622百万円。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 37ページ
P37アセアン既存店の収益改善策として、店舗活性化は計画43店舗に対し実績69店舗(+26店舗)を実施し、実施後の1店舗あたり売上高は約16%増となった。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 38ページ
P38マレーシアは全店の売上高前期比108.2%、活性化実施店は110.1%(前後差+15.8)と伸びた一方、非活性化の既存店は93.5%にとどまった。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 39ページ
P39タイは全店の売上高前期比118.9%と伸びたが、非活性化の既存店は94.0%。活性化実施店は97.8%で、前後差は+17.5だった。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 40ページ
P40フィリピンは売上高が4期連続で過去最高を更新し、全店の前期比は109.3%。活性化実施店は102.3%で、前後差は+12.7だった。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 41ページ
P41インドネシアは全店の売上高前期比151.4%と大きく伸びたが、非活性化の既存店は81.2%。活性化実施店は104.1%(前後差+18.6)だった。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 42ページ
P42ベトナムは全店の売上高前期比99.5%とほぼ横ばい。非活性化の既存店は95.5%、活性化実施店は102.4%で前後差は+17.6だった。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 43ページ
P43資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 44ページ
P44中国の売上高は4,829百万円から2,850百万円へ41.0%減ったが、営業利益は△3,052百万円から△1,368百万円へ赤字幅が縮小した。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 45ページ
P45中国の営業利益は前年から1,683百万円改善したが、一時区画の売上減等で計画差△511、活性化効果も計画差△308となり計画未達だった。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 46ページ
P46資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 47ページ
P47サステナビリティでは、児童福祉施設の訪問や店舗への招待など社会貢献活動を全国で189件実施し、4,878人のこどもたちが参加した(当期累計)。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 48ページ
P48資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 49ページ
P492026年度の出店計画は、クレーン横丁 極が~15店舗、のびっこ等のプレイグラウンドが~20店舗、温浴が1店舗で、新業態を軸に拡大します。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 50ページ
P50プライズは坪効率の向上と限定景品の強化、メダルや体感部門はよくばりパス対応機種の増台などで、商品価値と滞在価値の両面を高める方針です。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 51ページ
P51業態ごとに独立していた会員制度を、2026年度はプライズ・メダル・よくばりパス・のびっこの4部門で共通ポイントに統合する実証を始めます。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 52ページ
P52海外は既存店の再投資や柔軟な価格設定で強化しつつ、ローエンドモデルの開発と先行優位性のある地方都市中心の出店で広げる方針です。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 53ページ
P53営業CF139億円と有利子負債の活用55億円を原資に、投資173億円・借入返済16億円・株主還元5億円を実行する過去最高の投資計画です。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 54ページ
P54資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 55ページ
P552027年2月期は売上高98,000百万円(+5.0%)、営業利益8,000百万円(+30.8%)の増収増益予想で、経常利益のみ△14.4%と為替差益の反動を見込みます。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 56ページ
P56売上高は国内81,000百万円(+7.3%)、海外17,300百万円(△4.3%)で、営業利益の増加額は国内+480、海外+1,402と海外の改善が大きい予想です。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 57ページ
P57資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 58ページ
P58資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 59ページ
P59単体の2026年2月期は売上高75,516百万円(+8.7%)、営業利益7,019百万円(+13.0%)、経常利益7,921百万円(+126.4%)と増収増益でした。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 60ページ
P60単体売上は遊戯機械61,745百万円(前期比107.2)、商品(物販)12,360百万円(116.1)と伸び、合計75,516百万円は108.7、既存店は105.5です。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 61ページ
P61第4四半期は売上高20,362百万円(+9.1%)、営業利益2,353百万円(+11.1%)と増収増益、一方で当期純利益は△6百万円と赤字でした。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 62ページ
P622026年2月期末の資産合計は46,187百万円(+6,659)、純資産は6,006百万円(+893)で、負債比率は87.0%と高水準です。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 63ページ
P63第4四半期はカプセルトイが既存前年同期比125.6、プライズが104.0と伸びる一方、時間制遊具は87.5と前年を下回りました。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 64ページ
P64既存店売上高は12月108.3、1月107.7と好調でしたが、2月は97.8と前年同期比で100を割り込みました。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 65ページ
P65当期の新店は計画93に対し実績95(+2)で、TOYS SPOT PALOが53店(+8)と計画を上回り出店を牽引しました。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 66ページ
P66国内店舗数は合計788店で、モーリーファンタジー382店とTOYS SPOT PALO239店が中心、プレイグラウンドは36店です。
イオンファンタジー 2026年2月期 決算補足資料 67ページ
P672017〜2019年度平均では第2・第4四半期で売上高約54%、営業利益約90%を占め、第3四半期の営業利益は1.2%と低水準です。
## 編集部の視点
2026年2月期は売上高932.9億円、営業利益61.1億円、経常利益73.6億円とそろって過去最高で、純利益も前期の赤字から27.9億円の黒字に転じた(P13)。牽引役は国内で、売上755億円・営業利益70.2億円と3期連続の最高益を更新し(P21)、新業態のクレーン横丁 極も計画を上回る立ち上がりとなっている。一方、営業利益は年初公表比83.8%にとどまり、経常利益の伸びには為替差益の押し上げが大きい点には注意が必要だ(P13)。海外もアセアンは減益、中国は赤字が続いており(P14)、投資CFの先行を借入で補ったため負債比率は87.5%と高水準で、財務面の重さは残る(P15)。2027年2月期は営業利益80億円(+30.8%)と海外の改善で増益を見込む一方、為替差益の反動で経常益は減る予想で(P55・P56)、海外の収益改善が実際に進むかどうかが焦点になる。

本記事はイオンファンタジーが公開した決算説明資料を基に、公開情報を要約・整理したものです。特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、投資助言ではありません。文責:山口修平(Quest Board編集責任者)。