ワンダープラネットの2026年8月期 通期 決算説明資料について、主要KPIとスライドの要点を整理した。数値・画像は発表元の公開資料に基づく。

## 決算サマリー
2026年8月期 通期実績(単体)
売上高
1,944百万円
前期比 -16.1%
前期差 -372百万円
営業利益
-162百万円
前期(-129百万円)差 -33百万円
経常利益
-182百万円
前期(-153百万円)差 -29百万円
当期純利益
-329百万円
前期(-131百万円)差 -198百万円
26/8期 4Q(単独四半期)
売上高
496百万円
前年同期(674百万円)比 -26.4%
営業利益
5百万円
前年同期(44百万円)差 -39百万円
2027年8月期 業績予想
売上高
2,100百万円
前期比 +8.0%
営業利益
30百万円
前期(-162百万円)差 +192百万円
## スライド全ページ
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 1ページ
P1資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 2ページ
P24Qは営業・経常黒字に転換したが通期の営業黒字化には届かず、固定費中心の費用見直しの効果は27/8期に本格寄与する見込み。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 3ページ
P3サンリオゲームズとの共同開発プロジェクトが始動し、グローバル展開を予定。次の成長の柱として打ち出された。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 4ページ
P42026年9月の東京ゲームショウ、Sanrio Gamesブースで放映されたティザームービーの場面を引用した、世界観紹介のページ。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 5ページ
P527/8期は売上高2,100百万円(前期1,944百万円、+8.0%)、営業利益30百万円(前期▲162百万円)と黒字転換を見込む。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 6ページ
P6営業利益は▲162から30へ。既存の開発コスト減+573が新規開発投資▲709を吸収し、売上増+155やその他+292で黒字化を描く。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 7ページ
P7資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 8ページ
P8資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 9ページ
P9資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 10ページ
P10資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 11ページ
P112026年に佐藤彰紀氏が代表取締役社長CEOに就任し、創業者の常川友樹氏は取締役ファウンダーとなる新体制。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 12ページ
P12クラフィは運営12年目。2026/2にHUNTER×HUNTER NEN×SURVIVORを開始し、パンドランドは2026/3、ジャンプ+ジャンブルラッシュは2026/9にサービス終了。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 13ページ
P13資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 14ページ
P14日本コンテンツの海外市場は2013年1.56兆円から2024年6.00兆円へ拡大し、政府は2033年に海外売上20兆円を目標に掲げている。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 15ページ
P15世界メディアフランチャイズ上位17のうち日本IPが7つランクインし、1位ポケモンは1,470億ドルと、日本IPの存在感の高さがうかがえる。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 16ページ
P16世界のモバイルゲーム市場は12.6兆円で、日本は1.66兆円と世界の13%にとどまり、北米4.28兆円など海外市場の大きさが目立つ。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 17ページ
P17オリジナルと有力IP、カジュアル・グローバル・長期運営を強みに、「新ゲームスタジオ」の業界地位確立を目指す方針を示したページ。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 18ページ
P18有力IPによるユーザー獲得効率の最大化と、多層式マネタイズによるLTVの最大化を掛け合わせ、投資対効果を高める強みを説明している。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 19ページ
P192023年に開発着手した独自基盤SEEDで、複数タイトルを同時に高品質・短期間・低コストで開発できる再現性を実現するとしている。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 20ページ
P20全社の生成AI利用率100%を土台に、開発フロー全体をAI前提で再設計し、SEEDとの組み合わせで少数精鋭のまま複数ラインを並行推進する。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 21ページ
P21フルリモート・フレックスと両立支援で少数精鋭が力を出せる環境を整え、育休は取得者5名のうち4名が復職、1名が育休中としている。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 22ページ
P22向こう3年は有力IP協業の拡大、オリジナル新規開発の再始動、SEEDの洗練の3点に経営資源を集中する中期方針を示している。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 23ページ
P2326/8期1Qにサンリオとの共同開発に着手し、4QからIP協業とオリジナルの複数タイトルを協議・開発中で、進捗は適時開示される。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 24ページ
P2427/8期を営業黒字化を果たす初年度とし、28/8期の新規リリース集中を経て、29/8期に過去最大の利益成長を目指す3年の道筋。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 25ページ
P25収益性の回復、利益貢献の拡大、企業価値の向上の3段階で、到達したい姿から逆算して打ち手を選ぶ方針を示したページ。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 26ページ
P26資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 27ページ
P27通期は売上高1,944百万円、営業利益-162百万円の赤字だったが、4Qは売上高496百万円、営業利益5百万円で黒字転換した。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 28ページ
P28通期の売上高は前期比-372百万円、営業利益は前期比-33百万円。費用減+340百万円が減収を補ったが黒字化には届かなかった。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 29ページ
P29開発・運営売上高は1,240百万円(前期1,159百万円)に増え、構成比は50%から64%へ上昇。協業タイトルが収益の柱になった。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 30ページ
P3026/8期の営業利益は1Qの-114百万円から4Qの5百万円へ改善。通期売上高は1,944百万円で、前期の2,316百万円から減少した。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 31ページ
P31従業員数は25/8期1Qの144名から26/8期4Qの124名へ減り、27/8期1Q末は120名の見込みで、少数精鋭化が続く。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 32ページ
P32純資産は595百万円から274百万円へ-320百万円、資産合計は1,498百万円(-486百万円)。現金及び預金は1,158百万円(-96百万円)。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 33ページ
P33筆頭株主は常川友樹氏の13.97%、次いでHappy Elements株式会社の13.73%。発行済株式総数は2,598,212株、株主数は1,692名。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 34ページ
P34資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 35ページ
P3527/8期は協業タイトルの通期寄与と見直した固定費構造で、売上高21億円、営業利益30百万円への黒字転換を見込む。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 36ページ
P3626/8期は収益性の課題に向き合い、4Qに費用構造を見直して営業・経常ともに黒字転換。IP協業とオリジナルの開発も進めた1年。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 37ページ
P37代表交代後最初の通期となる2027年8月期を営業黒字化を果たすべき年と位置づけ、今回の見通しはその意思を数字にしたものだと結んでいる。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 38ページ
P38資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 39ページ
P39資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 40ページ
P40「技術で世界のスキマ時間を夢中にさせる」をビジョンに掲げ、価値観の一つに「Max AI:AIを極限まで使う」を置いている。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 41ページ
P41自社開発はグロスを売上計上し、共同開発は協業先の分配後の金額を売上とし、受託は開発受託対価を売上に計上する収益の仕組みを示す。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 42ページ
P42自社開発や協業パートナーと協力し、App StoreやGoogle Playを通じて国内外のユーザーへ事業を展開するビジネスモデルの全体図。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 43ページ
P43資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 44ページ
P4426/8期の売上高は1,944百万円で5期中最小、営業利益は▲162百万円と25/8期の▲129百万円から赤字が広がった。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 45ページ
P4526/8期は1Qの営業利益▲114百万円から4Qの5百万円へ改善し、売上総利益率も3.7%から33.1%へ上がって4Qに黒字転換した。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 46ページ
P4626/8期4Qの費用合計は490百万円で前年同期比▲22.0%、外注費は91百万円で▲29.9%と、コスト圧縮が進んでいる。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 47ページ
P4726/8期末の現金及び預金は1,158百万円、純資産は274百万円で25/8期の595百万円から半減、長期借入金は770百万円。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 48ページ
P4826/8期の営業活動によるCFは54百万円で25/8期の▲310百万円からプラス転換、期末の現金残高は1,158百万円となった。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 49ページ
P49競合・協業パートナー・開発費及び広告費の回収は、発生可能性「中」・影響度「大」と自社評価しており、運営タイトルの収益力に直結するリスクとして認識されている。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 50ページ
P50決算説明会は各四半期決算時に実施され、次回は1月の第1四半期決算発表、その後4月・7月と続く年間スケジュールが示されている。
ワンダープラネット 2026年8月期 通期 決算説明資料 51ページ
P51資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
## 編集部の視点
26/8期は売上高1,944百万円(前期比-16.1%)、営業損益-162百万円と減収・赤字拡大で、純利益も減損等で-329百万円に落ち込んだ(P44)。一方で4Qは営業利益5百万円と黒字転換し、1Qの-114百万円から四半期ごとに改善している点は救いだ(P30)。27/8期は協業タイトルの通期寄与と固定費見直しで売上2,100百万円・営業利益30百万円の黒字化を見込むが、利益の絶対額はわずかで、新規タイトルへの開発投資709百万円を既存の開発コスト減573百万円で吸収する計算のため、新作の立ち上がり次第で振れやすい(P5・P6)。純資産は274百万円まで縮小し長期借入金は770百万円に増えており(P32)、財務の余力が薄いなかでサンリオゲームズとの共同開発(P3)の成否が中期の焦点になる。強気にも弱気にも断定しにくく、黒字化の実現性は28/8期の新作リリースまで見極めが必要だ。

本記事はワンダープラネットが公開した決算説明資料を基に、公開情報を要約・整理したものです。特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、投資助言ではありません。文責:山口修平(Quest Board編集責任者)。