麺の湯切りから盛り付けまで、物理演算で作り込む本格ラーメン屋シムが開店

株式会社ワイルドドッグは、ラーメン屋の経営を題材にしたシミュレーションゲーム『Japanese Ramen Simulator』のSteam早期アクセスを、2026年10月9日に開始した。対応OSはWindows 10/11。価格は通常1,900円で、発売記念として15%オフの1,615円で購入できる。詳細はSteamストアページや公式サイトで確認できる。
本作は、仕込みから調理、提供、店の運営までを自分たちの手で回していくラーメン店経営ゲームだ。オンライン協力プレイに対応し、仲間と役割を分担して店を切り盛りできる。一人で遊ぶ場合は、アルバイトを雇って店を回す形になる。

発売前のSteamウィッシュリストは20万件を突破しており、画像は開発元が公開した感謝メッセージのビジュアル。法被姿のスタッフがメガホンを構え、カウンターには丼ものや餃子、ビール、山盛りのトッピングが並んでいる。
食材の仕込みからスープの温度まで、ラーメン作りの手間を丸ごと体験

調理パートでは、食材の仕込み、麺の茹で加減、スープの温度、香りやうま味の出し方、提供までの時間といった要素を管理する。画像では、大きな豚肉の塊を寸胴鍋に入れようとする場面が確認でき、下ごしらえの工程から手を動かすゲームであることが伝わってくる。

スープやトッピングは複数の食材を組み合わせて自由に作れ、盛り付けは物理演算で行われる。チャーシュー、味玉、海苔、ほうれん草をのせた一杯は、見た目の説得力も十分だ。ラーメンに加えて餃子やチャーシュー丼などの丼もの、ビールといったサイドメニューもそろい、オリジナルメニューの開発も可能。

ビールサーバーからジョッキに注ぐ場面のように、ドリンクの提供も自分の手で行う。ラーメン屋の「一杯」だけでなく、店で出る全ての工程を担うのが本作の方向性だ。
手裏剣も飛び出す、予測できない店のトラブル

営業中には、ラーメン評論家の来店、レジ泥棒、火災といったイベントが発生する。対処に使えるのは手裏剣や消火器。画像では、プレイヤーの手に握られた手裏剣が壁の的に向かって飛んでいく様子が確認できる。さらに、賭場で店の資金を稼ぐといった、ラーメン屋としては意外な遊びも用意されている。

トッピングが物理演算で積み上がる性質上、仲間との協力プレイでは厨房が思わぬ光景になることもある。画像では、巨大に積み上がったもやしやキャベツの山の周囲で、スタッフたちが入り乱れている。
店の内装は自由配置。ポスターやのれんに絵も描ける

店づくりの面でも自由度が高い。調理設備や家具、収納、装飾品を好きに配置でき、トイレのような変わった設備まで置ける。画像のように、L字のカウンター席に客が並び、奥の厨房で店員が動く店内を自分の好みで作り上げていける。

設備の配置は、緑色の半透明のプレビューを見ながら位置を決める方式。ポスターやのれんには自分で描いた絵を貼ることができ、フレンドの店にサインを残すこともできる。
開発チームが実際にラーメンを作り、チャーシューは3Dスキャン
開発チームは、実際にラーメンを作って調理音を収録し、チャーシューについてはフォトグラメトリ(実物を多数の写真から3D化する手法)でモデルを作成している。
サウンドも実際の調理音を収録した
実物から3Dモデルを作成
株式会社ワイルドドッグ
東京都中野区に拠点を置くゲーム開発会社。2024年10月に設立され、代表取締役は中條博斗氏。前作『Keep Digging』は全世界で45万本を売り上げた。大作からインディーまでの開発経験者が集まり、『Japanese Ramen Simulator』では実際にラーメンを作って調理音を収録するなど、リアリティにこだわった制作を行っている。
配信初日から追加要素のあるアップデートも

配信開始と同時に、56点の細かな更新を含むDay1パッチが適用された。担々麺と食材「ニラ」の追加、食器片付けのアルバイト追加、各種調整が含まれる。画像は、白いスープの担々麺と、辛みの強い赤いスープの担々麺、白飯が並ぶアップデート告知のビジュアルだ。更新の内容はSteamのニュースページで確認できる。
遊ぶ前に確認したいこと
紹介動画
対応言語は日本語、英語、簡体字中国語、繁体字中国語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語(スペイン)、ポルトガル語(ブラジル)、韓国語の10言語。協力プレイの人数は、本文では最大6人の対応とされており、見出しでは最大10人(推奨6人)と記載されているため、細かな条件はストアページでの確認が確実だ。早期アクセスの終了時期については、記載がない。
最新の情報や映像は、開発元の公式YouTubeチャンネル、運営会社ワイルドドッグのサイトで確認できる。メディア向けの素材はプレスキットとして公開されている。








