映画『ハロウィン』原作のホラーゲーム、PS5版が国内発売中止に

映画『ハロウィン』シリーズを原作とする非対称マルチプレイヤーホラーゲーム『Halloween: The Game』について、PS5版の日本国内発売が中止となったことがHalloween: The Game公式Xアカウント(@HalloweenTVG)から発表された。開発を手がけるのはIllFonic。
中止の理由は、CERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)のレーティングを取得できなかったこと。審査で問題視されたのは、ゲーム内の生々しい暴力表現と裸体表現だったという。
「原作映画の世界観を守る」ため、表現は削らない選択

開発元は、CEROの審査基準に合わせて内容を変更すれば、1978年の名作ホラー映画『ハロウィン』が持つ生々しさや世界観そのものが損なわれてしまうと判断。修正して審査を通すのではなく、表現をそのまま残す道を選んだ形だ。

不気味な白いマスクを被り直すマイケル・マイヤーズ、台所の刃物立てから凶器を手に取る姿など、本作が描くのは原作映画さながらの容赦ないスラッシャー描写。この生々しさこそが、開発元がこだわり抜いた部分でもある。
Xbox・PC版は影響なし 国内発売は9月9日、PS5予約者は返金対応

今回の発売中止はPS5版に限った措置で、Xbox Series X|S版とPC版(Steam・Epic Games Store)は影響を受けず、日本国内でも予定通り2026年9月9日に発売される。すでにPS5版を予約していたユーザーには、プラットフォーム側から返金対応が行われる。
紹介動画
1978年の惨劇の夜、加害者にも被害者にもなれる一作

『Halloween: The Game』は、1978年のハロウィンの夜を舞台に、住民を狩るマイケル・マイヤーズ側と、生き延びようとする住民側に分かれて対戦する非対称型マルチプレイヤーホラー。単独で物語を追えるシングルプレイヤー向けのストーリーモードも用意されている。

ネオンが灯る酒場「Rabbit In Red Lounge」で言い争う若者たちの姿など、映画さながらの1970年代アメリカの街並みも本作の見どころだ。なお本作は今回の日本での一件に先立ち、2026年8月にはオーストラリアでもレーティング審査で分類そのものを拒否された経緯があり、暴力描写と各国の審査基準をめぐる摩擦は今回が初めてではない。
Xbox・PC版でこの惨劇の夜を体験できるのは9月9日から。続報はHalloween: The Game公式Xアカウントで随時発表される見込みだ。








