終末の西部を撃ち抜く、ソウルライクFPSの発売日が決定

黙示録的な西部劇を舞台にしたソウルライクFPS『ガンズ・オブ・エスカトン(Guns of Eschaton)』の発売日が、2026年12月8日に決まった。Steamストアページの記載では12月8日(現地表記)で、日本では日付が変わる時間帯にあたる可能性もあるため、正確な解禁時刻はSteamのストアページで確認しておきたい。

開発はEschatology Entertainment、パブリッシャーは4Divinityが務める。発売日は、4Divinityが10月15日に配信したリリースで案内された。対応プラットフォームはPC(Steam)、PS5、Xbox Series X|Sとされている。価格はストアページでは確認できず、予約受付は発売前に始まる予定だが、日程は未発表だ。

最新情報は公式サイト、公式X、公式Discordのほか、Facebook、Instagram、TikTokでも発信されている。

魂を削る銃撃戦。弾薬と弱点を読む西部のサバイバル

舞台は19世紀アメリカを下敷きにしながら、オカルトの気配が色濃く漂う世界だ。西部開拓時代の著名人や神話的な原型が再解釈されて登場する。スクリーンショットには、乾いた赤土の大地に建つ教会の前で、触手を広げた巨大な目玉のような存在がリボルバーの先に浮かぶ場面が写っている。西部の荒野と異形の怪物が同居する、本作らしい一枚だ。

ゲームの軸になるのは、ソウルライクらしい緊張感のある戦闘。弾薬の管理、敵の弱点の見極め、複数の弾丸の使い分け、武器ごとの個性、そしてオカルト的な能力を組み合わせて立ち回る。武器は20種類以上用意されるという。

橋の向こうで炎と爆煙が噴き上がり、手前では装飾の施されたレバーアクション式のライフルを構える――そんな爆発的な場面も公開されている。荒廃した荒野を銃一本で切り抜けていく、西部劇ならではの手触りが伝わってくる。

手描きの図鑑で敵を研究、協力プレイにも対応

敵を研究する仕組みも特徴だ。Steamの紹介では、手描きの「コデックス」で敵の情報を調べられるとされている。画像では、開かれた書物に「GLUTTON」と題された敵のスケッチと解説が並び、そのページの向こうに、杖を手にした巨体の敵が見える。図鑑で弱点や性質を調べてから挑む、という流れがうかがえる。

遊び方は1人プレイと2人協力プレイに対応する。Steamの紹介にはPvPの要素にも触れた記載がある。画面は赤く染まった巨大な採掘場のような空間で、根や蔦が絡みつく足場の上、リボルバーのシリンダーに弾を込める手元がアップになっている。体力表示や弾数、アイテム枠も確認でき、弾を一発ずつ意識して戦うゲーム性が見て取れる。

燭台とドクロが並ぶ、炎に包まれた木造の礼拝堂。そこで散弾銃を構え、体が燃え上がる不気味な敵と向き合う場面もある。終末の西部に潜むオカルトの気配を象徴するシーンだ。

『Half-Life 2』のアートディレクターが遺した最後の世界観

本作のアートディレクションを務めたのは、『Half-Life 2』や『Dishonored』で知られる故ヴィクトル・アントノフ氏。同氏は2025年に逝去しており、本作は氏が手がけた最後のオリジナル世界観とされている。荒野の赤土、異様な造形の怪物、書物の挿絵のようなタッチなど、一枚ごとに独特の美意識が感じられるのも見どころだ。

開発元のEschatology Entertainmentはリモート体制で、8か国・75人が参加している。出資者としてGEM Capital、The Games Fund、KRAFTONの名前が挙がっている。パブリッシャーの4Divinityは、ナスダック上場のGCL Global Holdingsの過半数出資子会社だ。本作は2026年6月30日に両社が発表していた。

まずは無料デモ、日本語にも対応

Steamでは現在、「Guns of Eschaton Demo」が無料で配信中。発売前に戦闘のテンポや弾薬管理の感触を試せる。言語面では、Steamストアページに日本語対応の記載がある。ただし、音声・UI・字幕のどれに対応するかは確認できていない。

終末の荒野で、弾丸と観察眼を頼りに生き延びる。気になる人は、まずデモをダウンロードして、アントノフ氏が遺した世界を体験してみてほしい。