『アクションゲームツクール G』へ――ver.2.0で名前も中身も刷新

Gotcha Gotcha Gamesは、2D アクションゲーム制作ツール『ACTION GAME MAKER』を大型アップデート(ver.2.0)に合わせて『アクションゲームツクール G』へ改名し、2026年10月2日にリリースした。Steamのストアページでも「ACTION GAME MAKER G」として生まれ変わったことが案内されている。元の『ACTION GAME MAKER』は2025年6月16日にSteamで発売されており、今回はその後継にあたるver.2という位置づけだ。

通常価格は10,900円(税込)。現在はSteamで40%オフの6,540円で販売されている。期間はSteamページ上では10月8日までと表記されており、報道では10月9日2時までとも伝えられているため、購入前にストアの最新表示を確認しておきたい。

新UI「ツクールモード」と、Godot Engine 4.7.0ベースの制作環境

今回の目玉は、新たに搭載された「ツクールモード」だ。従来のUIも引き続き選べるので、慣れた操作で続けたい人と、新しい画面で始めたい人のどちらにも対応する。画像はマップ編集の画面で、背景レイヤーやタイルパレットを使い、ドット絵のステージを組み立てていく様子が確認できる。上部には「マップ」「オブジェクト」「詳細編集」「シーン遷移」「素材管理」のタブが並び、制作の工程ごとに作業を切り替えられる。

ベースエンジンはGodot Engine。Godot Engine 4.7.0の2D機能を利用でき、画面下部にも「AGM 2.0.0/Godot 4.7 beta」の表記が見える。公式サイトでは詳細な機能紹介が公開されている。

キャラクターの設定から動きの付け方まで、画面上で完結

オブジェクト編集の画面では、プレイヤーキャラクターの基本設定や、壁判定、移動とジャンプ、変数、スイッチといった必須要素をリスト形式で整理して扱える。ダメージ関連では、あたり判定と攻撃判定を別々に設定する構成になっており、画像でもキャラクターの上に判定範囲が重なって表示されている。

スプライトアニメの編集画面では、待機・移動・ジャンプ・被ダメージ・ショットなどの動作ごとにアニメーションを登録できる。フレームレートの指定や、左向きの画像を反転して生成する設定も用意されており、ドットのキャラクターが動き出すまでを一つの画面で進められる。

ノーコードで挙動を組む、ビジュアルスクリプト

本作は、プログラミング不要のノーコード(ビジュアルスクリプト)で2Dアクションゲームを制作できるツールで、ロイヤリティフリーとされている。画像は、キャラクターの状態遷移を示した画面だ。待機、移動、ジャンプ、持ち上げ、投げるなどの状態がノードとして並び、それらを線でつないで動作の流れを設計する。右側のインスペクターには、「オブジェクトを持ち上げる」「音を再生」といった実行アクションが並んでいる。

制作したゲームの書き出し先は、Windows、Web(HTML5)、Android。完成作品を手元で遊ぶだけでなく、ブラウザやスマートフォン向けに広げることもできる。

見本の一場面は、巨大な赤い竜とのボス戦

こちらは、ツクールで作れるゲーム画面の一例。画面上部にボスの体力ゲージ「Red Dragon」を掲げ、溶岩が燃える洞窟で、小さな主人公が巨大な赤い竜と向き合う場面だ。ドット絵の主人公と、迫力ある竜の大きさの対比が目を引く。ボス戦のような見せ場も、このツールで作れる範囲として示されている。

poncleとのコラボは2027年に展開

あわせて、『Vampire Survivors』を手がけるponcleとのコラボレーションも決定した。2027年に、アントニオ・ベルペーゼを題材にしたサンプルプロジェクトが公開される予定だ。サンプルは、poncleのディレクターであるルカ・ガランテ氏が監修する。

パブリッシャのGotcha Gotcha Gamesは、ツクール製品のパブリッシングとインディーゲーム事業に特化して2020年に設立された会社。最新情報は、公式X(@PixelGameMaker)やDiscord、Blueskyでも案内されている。

『アクションゲームツクール G』は、Steamで40%オフの期間中。2Dアクションゲームを自分で作ってみたい人は、Steamのストアページで価格とセール期間を確認しておきたい。