発売から23年、『F-ZERO GX』に眠っていた新しい扉

2003年に発売されたゲームキューブ用レースゲーム『F-ZERO GX』で、これまで知られていなかった隠しコマンドが見つかった。報じられているところによれば、アーケード版『F-ZERO AX』のコンテンツを解放できるもので、発見者として伝えられているのはX投稿者の@BTEST4HEだ。

『F-ZERO GX』のディスク内にアーケード版『F-ZERO AX』が収録されていること自体は、以前から知られていた。ただ、AX側のマシンやコースを使うには、アーケード筐体とメモリーカードを連動させるか、チートデバイスを使うのが従来の手段だった。今回の発見は、その壁を入力コマンドで越えられる点が新しい。

全8種類、解放できるものは大きく2系統

報道によると、見つかったコマンドは全8種類。内訳は次のように整理できる。

  • 一般コンテンツ系(3種):全AXマシン、Dark Schneider、全AXコースをそれぞれ解放する
  • ゴールドパーツ系(5種):ゴールドパーツの各セットを解放する

ゴールドパーツ系の5種は、コントローラーを4台同時に使って入力する必要があるとされる。1人では完結しない仕掛けで、23年前の作品にしては凝った入り口だ。

難関チャレンジを飛ばせる一方、条件はすべて外れない

元々のAXコンテンツの解放条件は非常に難しく、アーケード筐体とGC用メモリーカードの連動が必要なケースもあった。今回のコマンドは、グランプリのMasterクリアといった条件を飛ばして解放できるという。

ただし、購入用チケットの要件までは外れない。つまり、すべてがワンステップで手に入るわけではなく、ゲーム内の購入要素は残る形だ。イベントで配布されたカスタムマシンパーツも解放できるとされており、当時を知るプレイヤーには懐かしい要素も含まれる。

使える環境と、まだ確認できていないこと

コマンドが使えるとされているのは、ゲームキューブ版と、Nintendo Switch 2の『ニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classics』版。後者では、手持ちのデータを使わずに新しいマシンやコースを試せる可能性がある。

なお、各コマンドの具体的な入力内容や、元の投稿の本文・投稿日については、今回の確認では取得できていない。実際に試す際は、発見者のX投稿や、今後の続報を確認してほしい。