あのキャラたちの視点で、廃墟の玩具工場から脱出せよ

Mob Entertainmentは、ホラーゲームシリーズ『Poppy Playtime』の世界を舞台にした協力型サバイバルホラー『Escape From Playtime』を、2026年10月21日にSteamで早期アクセス配信する。記事執筆時点(2026年9月29日)ではまだ配信前で、開発・販売はMob Entertainment自身が手がける。

プレイヤーが操るのは、廃墟となった玩具工場に迷い込んだSmiling Critters(笑顔のクリッター)。追ってくる敵から逃れつつ、工場の奥へ進んでいく。ソロでも遊べるが、最大4人までのオンライン協力にも対応しており、仲間と声を掛け合いながら挑むのが本作の持ち味だ。

探索・パズル・ステルス。周回ごとに姿を変える工場

ゲームの中心は、探索、パズル、ステルス、そして素材集め。工場の環境は手続き型生成で、周回のたびに構造が変わるため、覚えたルートをなぞるだけでは通用しない。画面では、輪郭が光る運搬用のカートや、通路の先でこちらを見つめるクリッターの姿が確認できる。

物語面では、謎の「声」が指示を出し、プレイヤーは工場内の部品を集めて回る。ただし、その本当の目的は明らかにされていない。何のために集めるのか、という疑問そのものが、工場を進む原動力になりそうだ。

スクリーンショットの1枚には「Zoomies」という表示があり、「全員の移動速度が上がる」という趣旨の説明が出ている。状況が一変するイベントが起こる仕組みがあるようで、逃走の緊張感に変化を与える要素になりそうだ。なお、この効果の詳しい発動条件はストアページからは読み取れない。

暗い教室で待ち受ける、ほころびたドレスの人形

薄暗い教室の奥から、赤い水玉のドレスをまとった人形風の存在がこちらへ迫る場面も公開された。ほころびた衣装、笑ったままの口元、机が並ぶ静かな空間との対比が、じわじわと怖さを伝えてくる。近接ボイスチャットに対応しているので、こうした場面で仲間の声が突然近づいたり、途切れたりする体験も待っていそうだ。

壁画の楽しさと、床を染める赤のギャップ

壁に描かれた明るい絵と「LET’S BOOGEY!」の文字は、かつて子どもたちの笑い声が響いていた頃の工場を思わせる。その手前に座るのは、シリーズでおなじみの雰囲気をまとったクリッター。楽しげな装飾が残っているからこそ、荒れ果てた現在の姿が際立つ。

別のスクリーンショットでは、机と椅子が並ぶ教室の床一面が赤く染まっている。天井近くには、宙を舞う赤いクリッターの姿も見える。何が起きた場面なのかはストアページの情報だけでは分からないが、平穏な教室が異様な空間に変わる演出は、シリーズのファンにも初めての人にも強い印象を残すはずだ。

発売日トレーラー、8キャラで始まる早期アクセス

紹介動画

発売日を告げる公式トレーラーは、YouTubeやSteamで公開されている。Steamページの記載によれば、早期アクセス版は8キャラクター、スタートゾーン1つで開始する。今後は早期アクセス期間中に新ゾーンや敵を追加していく予定で、期間はおよそ1年を見込む。

価格は現時点でストアページに掲載されておらず、正式版(1.0)では値上げする予定とされている。対応言語には日本語を含む全10言語が並ぶ。ウィッシュリストへの登録や続報はSteamストアページから確認できる。

情報は公式サイトのほか、X、YouTube、Instagram、TikTok、Facebookでも発信されている。プレイヤー同士の交流や最新情報は、公式Discordもチェックしておきたい。

10月21日、笑顔のまま追ってくる工場の住人たちから、仲間とどこまで逃げ切れるか。約1年の早期アクセスで、この工場がどう広がっていくのかにも注目だ。