スタジオ閉鎖を乗り越え、『エッジ オブ メモリーズ』が11月5日に発売決定

Nacon公式サイトにて、Nacon(発行元)とMidgar Studio(開発元)によるアクションRPG『エッジ オブ メモリーズ(Edge of Memories)』が、2026年11月5日にPlayStation 5・Xbox Series X|S・PC(Steam)向けに発売されることが発表された。発表はXbox主催の東京ゲームショウ2026配信内で行われたもので、Steamのストアページでも同じ発売日が表示されている。

価格とエディション、早期アクセスの中身

価格はスタンダード版が39.99ドル、デラックス版が49.99ドル。デラックス版にはNekarooコスチュームパック、フレンチヒストリーコスチュームパック、デジタルアートブック、デジタルサウンドトラックが同梱される。デラックス版を購入すると、発売の48時間前にあたる11月3日から早期アクセスが可能になる。パッケージ版にはスチールブックケースが付属し、予約購入者には特典として「Legacy Costume Pack」が贈られる。

清算されたスタジオが、それでも完成させた一本

開発元のMidgar Studioは、2026年7月にフランス裁判所の命令により清算・閉鎖された。だが本作の開発は止まらず、こうして発売にこぎつけている。清算の背景には、親会社Naconが2026年2月に経営難から会社更生手続きを申請したことがあり、その余波を受けてMidgar Studioが清算対象となった経緯がある。スタジオの創業者Jérémy Zeler-Mauryは2026年7月20日、自身のLinkedInで閉鎖を公表した。

今回のスタジオ清算は、あくまでNaconグループ全体の財務危機に起因するものであり、『エッジ オブ メモリーズ』自体の開発内容や品質によるものではないとされている。本作は、Midgar Studioが手がけた前作『Edge of Eternity』の系譜に連なるアクションRPGでもあり、閉鎖の報を受けてもなお発売までたどり着いた一本として、開発チームの執念がうかがえる。

作曲はCédric Menendez、脚本には名取佐和子氏も参加

サウンドトラックはCédric Menendezが作曲を担当し、歌唱には『NieR:Automata』に参加したEmi Evansと、『Edge of Eternity』にも参加したMarion Schneiderが名を連ねる。物語面では、『NieR』シリーズなどに携わった名取佐和子氏が脚本協力として参加している。フランスのスタジオが手がけた作品に、日本のクリエイターが加わっている点も本作の見どころのひとつだ。

Nacon公式ではFacebook・X(Twitter)・Instagram・YouTubeを通じて、続報や追加の映像も随時発信していくとみられる。気になる人はこれらのアカウントとあわせて、発売日の11月5日を待ちたい。