ドリコムのインディーレーベルが、新作3本と東京ゲームショウ出展を同時発表

株式会社ドリコムが運営するインディーゲームスタジオ「DRECOM CREATORS STUDIO」は2026年9月2日、パブリッシングタイトル3作品の発表と、東京ゲームショウ2026への出展を明らかにした。同スタジオは、ゲームクリエイターの支援と作品の発掘・育成を通じて、個人・小規模開発の作品を世界へ届けることを掲げるレーベルで、今回が公表されたパブリッシングラインナップの第一弾となる。

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発表されたのは、月面を舞台にしたタイムトラベルアドベンチャー『TIMEMOON』、時間を巻き戻しながら進む舞台仕立てのパズルアクション『Beautiful Life Show』、隕石が降り注ぐ終末世界を旅するカードアドベンチャー『散るプラネット(Chill Planet)』の3作。開発元はそれぞれ異なるインディーチームで、ジャンルも世界観もばらばらながら、いずれも一癖ある個性を放っている。

月面タクシーの窓から覗く、歴史改変の陰謀――『TIMEMOON』

Kenkou Land開発の『TIMEMOON』は、月面を走るタクシーの運転手となり、乗客との会話を通じて物語を進めるSFタイムトラベルアドベンチャーだ。「未来の自分にメモを届けたい」と乗り込んでくる客など、一人ひとりの事情に耳を傾けながら車を走らせる導入から、すでに独特の空気がにじむ。

物語の鍵を握るのは、タイムムーン研究の第一人者として名高い時間学者「Dr.ウィンター」。作中の紹介記事によれば、彼女は数々の功績の裏で、忘れっぽく家族を何より大切にする素顔も持つという。

一方で車内の情報端末には、大統領暗殺事件の詳細と、それに伴う「歴史改変」のリスクを報じるニュース記事も流れる。ドット絵で描かれた月面都市を背景に、乗客ごとの選択によって展開が変わる会話パートが、事件の真相へとプレイヤーを導いていく仕組みだ。

タクシーの運転席から見える夜景とラジオの音、そして「この人について、どう思う?」と問いかけてくる乗客への返答選択――そのひとつひとつが物語の分岐点になる。詳細はSteamストアページで確認できる。

三秒だけ巻き戻る、不穏な巡業サーカス――『Beautiful Life Show』

Fukudanuki開発の『Beautiful Life Show』は、パズルプラットフォーマーアドベンチャー。狸めいた主人公が、古びたサーカス小屋を思わせるステージに立つところから物語が始まる。

積み上げられたブラウン管テレビと、ネオンで灯る「Beautiful Life Show」の文字が照らすステージは、華やかさの奥にどこか不穏な影を潜ませている。

作中には、直前の数秒を巻き戻して仕掛けを突破していく「死ン感覚アクション」と呼ばれるシステムが用意されており、シャッター前でカウントダウンが進む場面などは、その緊張感を象徴する一コマだ。

「時として自身の意思に反して進まざるをえない場合もある……」――船を思わせる看板の下に表示されるこの一文が、本作の不穏な世界観を物語る。詳細はSteamストアページで公開されている。

隕石が降る世界を、女の子4人でカード片手に縦断する――『散るプラネット(Chill Planet)』

aozorite開発の『散るプラネット(Chill Planet)』は、「終わる世界をカードで旅するアドベンチャーゲーム」と銘打たれたビルド構築系アドベンチャー。隕石によって滅びに向かう世界を舞台に、4人の女の子たちが日本を縦断していくロードトリップが描かれる。

旅の移動はバイクでのカードバトル形式。唐津から福岡へと向かう九州のルート上で「はじめての街!」「道の駅はっけん!」といったカードを選びながら進み、道中では「九州って温泉多いよね」といった何気ない会話も交わされる。

水族館で手を取り合い「それじゃ一緒に目指そう、北の大地を!」と声を上げる陽奈子の姿など、終末世界でも変わらない友情や絆の描写が随所に散りばめられているのも本作の持ち味だ。

キャンピングカーと焚き火を囲む夜のひととき――滅びゆく世界の切なさと、それでも続く日常の温かさを同時に感じさせる一枚だ。作品情報はSteamストアページで確認できる。

東京ゲームショウ2026にも出展決定

DRECOM CREATORS STUDIOは、2026年9月17日(木)〜21日(月・祝)に幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2026にも出展することが決定した。ビジネスデイは9月17日・18日、一般公開日は9月19日〜21日の日程で、ブースの詳細や試遊タイトル、来場者向け企画は、後日公式Xおよび公式サイトで順次発表される予定だ。

株式会社ドリコム

株式会社ドリコム

株式会社ドリコムは2001年設立、東証グロース上場のエンタテインメント企業。IP×テクノロジーを軸に、ゲームの開発・運営から出版・アニメ・マーチャンダイジングまで幅広く手がける。『DRECOM CREATORS STUDIO』は同社が立ち上げたインディーゲームスタジオで、ゲームクリエイターの支援と作品の発掘・育成を通じて、個人・小規模開発の作品を世界へ届けることを目指している。

個人開発の熱量を世界へ

DRECOM CREATORS STUDIOは、ゲームクリエイターの支援と作品の発掘・育成を通じて、規模を問わず作品を世界へ届けることを掲げて活動するレーベルだ。今回発表された3作は、いずれも開発チームの規模は大きくないながら、それぞれ独自の視点で作り込まれたインディーゲームである。続報は国内向けの@drecs_jp、海外向けの@drecs_glで発信されるとのことなので、気になった作品はSNSをフォローして続報を待ちたい。