約1年半の開発は中止に。新会社「Crash Keys」が前倒しで姿を現した

『Ever17』『極限脱出(Zero Escape)』シリーズ、『AI:ソムニウム ファイル』シリーズなどを手がけたゲームクリエイター・打越鋼太郎氏が、自身のXへの投稿で、約1年半をかけて開発してきた新作ゲームが開発中止になったと報告した。あわせて、新会社「Crash Keys(クラッシュキーズ)」の設立も公式に発表している。

当初は、新作の発表に合わせて2027年に会社の存在を公表する予定だったという。開発中止を受けて、その計画を前倒しした形だ。なお、中止となった作品のタイトルや、中止に至った詳しい理由は明かされていない。

Crash Keysとはどんな会社か

株式会社Crash Keysの設立は2025年3月で、代表取締役は打越氏が務める。事業内容は大きく二本立てだ。

  • ゲーム開発(企画・ディレクション・シナリオ)
  • 映像・アニメ等(構成・原案・脚本)

つまり、ゲームにとどまらず、映像分野でも物語づくりの上流工程を担う体制をうたっている。公式サイトはcrashkeys.comで、キャッチコピーは「壊れた鍵でなければ開かない扉がある」。社名とも響き合う、謎解きの名手らしい一文だ。

所在地は東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング609。メディア取材にも対応するとしており、問い合わせ先はinfo@crashkeys.comとされている。

出資パートナーを募集。トゥーキョーゲームスとの関係は

Crash Keysは、オリジナルプロジェクトの推進と事業基盤づくりのため、出資パートナーを募集している。各プロジェクトの詳細は、準備が整い次第発表するとのことだ。

打越氏は2018年にトゥーキョーゲームスの設立メンバーに加わっており、現在も同社に引き続き在籍していると説明している。今回の独立は仲違いによるものではない、とも明言された。

今わかっていること、まだわからないこと

確認できているのは、新会社の概要と、約1年半の開発が中止になったという事実までだ。新作のタイトルやジャンル、今後どのプロジェクトが始動するのかは、現時点では明らかになっていない。

発売日や価格といった情報もまだなく、まずは公式サイトと打越氏のXで、続報を待つことになる。