自然言語で頼むだけ。ゲームのバックエンドをChatGPT経由で組み込む

Com2uS Holdings傘下のCom2uS Platformが、AI特化型ゲームバックエンド『Hive Axyl』のChatGPT向けプラグインの提供を始めた。発表は2026年10月27日。プラグインはChatGPTのアプリまたはウェブサイトからインストールでき、AIで作ったゲームを、リリースから運営まで支える狙いだ。
公開されたビジュアルには、プラグインの利用例が3つ並んでいる。「ゲームにログイン・ログアウト機能を追加して」「ストアの商品一覧を取得し、アプリ内課金機能を実装して」「直近10日間の日別新規ユーザー数と、新規ユーザーが最も多い国を教えて」といった、普段の言葉に近い指示だ。ログイン、決済、運営、分析という流れを、ひとつの窓口でつなぐ考え方がよく表れている。
ログインから課金、通知まで。実装を任せられる範囲
開発者は、Codexで使い慣れたゲーム開発環境を変えずに、バックエンド機能を組み込める。プラグインには作業手順や実装方法を案内する「スキル」が入っており、たとえばログイン機能を頼むと、Codexが開発者ガイドを参照して連携コードを作る流れになる。
対応する機能は次のとおり。
- SDK環境の設定
- ログインとアカウント連携
- 決済
- ゲーム内メール
- クーポン
- プッシュ通知
ログインや課金は、ゲームを公開するうえで欠かせない一方、手間のかかる作業でもある。そこをAIへの指示で進められるなら、少人数のチームにとって負担軽減になりそうだ。
運営後の数字も、チャットで聞いてダッシュボードで見る
運営に入ってからの分析にも対応する。「アナリティクス」では、新規流入、継続率、国別の指標などを自然言語で質問でき、結果をチャートやダッシュボードで可視化できる。数字を見るために集計画面を探し回る必要がなく、気になった点をその場で尋ねられるのが特徴だ。
8月のデモから、世界の開発者向けの提供へ
『Hive Axyl』は、8月に開かれた「OpenAI Game Builders Seoul」でデモが公開されていた。今回のプラグイン提供により、世界中の開発者がCodex上で利用できるようになったという。基盤となる「Hive」は、これまで累計9億8,000万人以上のユーザーと約250本のゲームを支えてきたとされる。Com2uS Platformの代表であるチェ・ソクウォン氏は、AIでゲームを作る時代にも安定したバックエンドと運営インフラが必要だという趣旨を述べている。
詳しい機能や導入方法は、『Hive Axyl』紹介ページとCom2uS Platform公式サイトで確認できる。なお、発表には料金や利用条件の記載はない。導入を検討する場合は、公式の案内を確認してほしい。
発表元の株式会社 Com2uS Japanは、Hiveのサービスを日本で展開している。
株式会社 Com2uS Japan
株式会社 Com2uS Japanによる発表。









