色を失った星「パレットプラネット」を旅する、新作2Dアドベンチャー

株式会社ズー(ZOO GAMES)は、新作アドベンチャーゲーム『Chromascape』をNintendo SwitchおよびSteamで2026年10月1日に発売すると発表した。Nintendo Switch 2にも対応し、当日から遊べる。

舞台は色によって成り立つ星「パレットプラネット」。この星では各地で突然「色」が失われる現象が起きており、主人公であるハリネズミの少女ルナが、その原因を探る旅に出る。ルナは色を受け取り、必要な場所へ分け与えるという特別な力を持っており、この力を使って星に色を取り戻していくのが本作の軸となる。

手描きの世界を、仲間と一緒に歩いていく

本作はトップダウン視点で描かれる2Dアドベンチャーで、柔らかい手描きタッチのグラフィックが特徴だ。公開されたスクリーンショットでは、緑の草原に囲まれた池のほとりで、ふわふわとした旅の仲間と黒猫のキャラクターがベンチに腰掛ける、絵本のワンシーンのような光景が確認できる。ルナは一人で全ての場所にたどり着けるわけではなく、旅の途中で出会う個性的な仲間たちと協力しながら探索を進めていく仕組みだ。

紹介動画

公式トレーラーでも、この温かみのある世界観と、色を巡る旅の雰囲気を確認できる。

「なんだか不思議な夢」から始まる、ルナの物語

物語は、ルナの何気ない日常の一コマから幕を開ける。自室で目を覚ましたルナが「昨日の夢、なんだか不思議な感じだったな」とつぶやく場面は、この後に待つ「色の喪失」という異変への伏線のようにも映る。飾り気のない部屋の温かい色合いと、ルナの静かな独白が、旅の始まりにふさわしい落ち着いた導入になっている。

雪の街で聞いた「色が消えてしまった」という声

旅の道中、ルナは雪に覆われた街でも「色の喪失」に直面する。カラフルなイグルーが並ぶこの場所では、雪だるまと話す仲間のキャラクターが「だけど……突然色が消えてしまったんだ!」と困惑した様子を見せる。街や生き物から色が失われていく現象は、パレットプラネットの各地で共通して起きている問題らしく、ルナの力が必要とされる理由がここでも垣間見える。

同じ雪の街では、ルナが仲間や黒猫のキャラクターと一緒に大きな木へ色を取り戻そうとする場面も確認できる。木の枝が赤・青・緑・オレンジといった光の粒できらめき始める演出からは、「暖かい色で火を灯し、冷たい色で水を凍らせる」という色の性質を使ったギミック解きの手触りが伝わってくる。単なる見た目の彩りだけでなく、色そのものがパズルを解く鍵になっている点が本作らしいところだ。

白黒の下描きから、色が生まれる瞬間も

公開画像の中には、線画のまま彩色されていない木や花、生き物のイラストも含まれていた。桜の花や木の幹が輪郭線だけで描かれたこのカットは、色を失った状態そのものを表しているようにも見え、色を取り戻すことで世界がどう変わっていくのかを想像させる一枚になっている。手描きの線がそのままゲーム内の演出として活きている点も、本作の絵本のような雰囲気を支えている。

発売日・対応機種と、気になる人向けのリンクまとめ

『Chromascape』はNintendo Switch、Nintendo Switch 2、Steam(Windows 11)向けに2026年10月1日発売予定。対応言語には日本語・英語が含まれる。気になる人は、発売に先立ってSteamで配信中の体験版を試しておくのもおすすめだ。詳細は『Chromascape』公式サイトや、Steamストアページで確認できるほか、続報は公式X(@Chromascape_zoo)でも発信される予定だ。

開発・発売を手がける株式会社ズーは、長野県上田市を拠点とするゲームスタジオ。「Made in Zoo!信州上田から世界に挑む!」を掲げ、これまでもSteamやNintendo Switch向けに作品を展開してきた。今回の『Chromascape』は、2026年1月のSteamストアページ公開以降、体験版のアップデートを重ねて発売にこぎつけたタイトルとなる。色を失った星の謎を解く旅が、10月1日についに始まる。